そして、楽しみにしていたルーヴル美術館。
本当にありました!!映画で観たピラミッド!!

「あった~!!透明なピラミッド!!」と感動!!
でも、しばらく眺めていると、
ちょっとだけ「ん?」と不思議な感じがしてきます。
近代的な透明な、しかも巨大なピラミッドを、
何故、歴史あるヨーロッパの建物の前に作ったのだろうか?
何故、わざわざピラミッド???
歴史的な流れはあるにしてもどうして・・・
と考えたのもつかの間・・・
感動できるし、美しいんだからいいじゃない?ね?
ルーヴルの中には、逆ピラミッド、
その下には、またまたピラミッド・・・さすが芸術。
その下には…やはり映画のように彼女が眠っているのでしょうか…?
ものすご~く広いルーヴル美術館。
広い広いとは聞いていましたが、本当に広い!!!
私の想像をはるかに超えていました。
天井は高く、広々としています。
ルーヴルで働くガイドさんでさえ、
全部じっくり見て回ったことはないそうです。
全部回ってたら、1ヶ月以上は費やすだろうとも・・・
ということで、私たちは、駆け足で
超有名な作品だけを数点見て回ります。
「ミロのヴィーナス」
皆さんも、美術の教科書などで一度は見たことがあるでしょう?
後ろから見ると・・・半分お尻がのぞいていました。
絵画に囲まれ美しく立つヴィーナスは、半○ツだった!!
知ってました?

絵画はフラッシュで傷んでくるので撮影は禁止ですが、
彫刻は撮影可能なんです。
世界中から観光客が訪れるため、
ちょっと耳を澄ませばいろいろな言葉が聞こえてきます。
人も多いし、迷子にならないようにガイドさんについていきます。
すると・・・前に進むのも大変なくらいの人だかりが!
その前には、そう「モナリザ」が優しく微笑んでいました。
生モナリザです。しっかりとガラスケースに守られていました。
そして、早速実験です!
人波をかき分けながら、スリに気をつけつつ
(モナリザの前がパリで一番スリが多いとか?)、
左から右へゆっくり移動です。
・・・追いかけてくるではありませんか!!
しっかりと、私のほうだけ?を見て追いかけてきます!!
追いかけられているような気がするだけ???
う~ん、不思議・・・じ~っくり観察してみると・・・
モナリザの目は、ほとんど黒目がちなことに気づきます。
目の中に白い星がないからかしら???なんて勝手に考え、
これまた不思議な気持ちでモナリザを後にしました。
謎は謎のままに・・・世界一有名で、世界一謎の多い「モナリザ」に
「また会いに来るからね」とサヨナラを告げ、ルーヴルを後にしました。
出会えて良かった!
ちなみに、写真は夜の凱旋門です。

車が多いため、よく渋滞します。
さて、明日は、いよいよ旅の最終日です!
パリを離れるの、淋しいな・・・