竜巻で自由研究
2009年8月21日 カテゴリ:お天気や
先日の熱血テレビで紹介した「そんなバナナ!」に続く、
夏休み自由研究お助け企画第2弾!
けさの「さわやかモーニング」では、
ペットボトルの中に竜巻を作る実験を紹介しました。
放送では駆け足でしたので、改めてじっくりと、
この場を借りて、実験方法を紹介しましょう。
■用意するもの■
・炭酸ガスが出る入浴剤(細かく砕いたもの)
・炭酸飲料のペットボトル(丸く、口の方ほど細い)
・お湯(ペットボトルに半分くらい)
ここでのポイントは、ペットボトルの選び方です。
ペットボトルの中に、入浴剤の炭酸ガスが充満するため、
破裂しないよう、元々炭酸飲料が入っていた
丈夫なものを選びましょう。
また、最近は、いろいろな形のペットボトルがありますが、
一番オーソドックスな、丸くて口に近づくほど細い形の方が
実験が成功しやすいです。
さて、いよいよペットボトルの中に竜巻を作ります。
■実験の手順■
1.お湯を入れたペットボトルの中に、砕いた入浴剤を入れる
入浴剤は入れすぎないのがポイント。
ほんの、ひとかけらでOKです。
2.ペットボトルのフタを閉めて、ペットボトルを逆さにして、
思いっきりグルグル回す
すると…入浴剤の泡が、竜巻の形になるのです。
竜巻は、強い上昇気流と、回転の力によって発生します。
この実験では、入浴剤の泡で、強い上昇気流を表現して、
それをクルクル回すことで、竜巻を作る、というわけです。
■ココを考察■
今年は群馬などで竜巻発生のニュースがありましたが、
実は山口県でも、過去には、結構多い頻度で、
竜巻が起こっています。
過去に山口県で起こった竜巻を調べてみましょう。
また、竜巻を作る強い上昇気流は、
どんな時に生まれやすいのか、調べてみましょう。
竜巻の仕組みや過去のデータは、
気象庁のホームページに詳しいことが載っています。
ぜひ、ここは自分で調べて、楽しく自由研究を
仕上げてみて下さいね!