寒いからこそ“氷アート”

2012年1月27日 カテゴリ:お天気や

寒い冬になると予想されていたとはいえ、
今週は「うんざりする寒さ」と感じた方も
多いのではないかと思います。
また来週にも強力な寒波が予想されています。
インフルエンザも流行ってきていますが、
体調管理最優先でお過ごし頂けたらと思います。
 
ただ、寒さは耐え忍ぶだけではモッタイナイ!
どうせなら楽しもう!と、天気コーナーでオススメしているのが
氷の芸術作品「氷アート」です。
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冷え込む朝は、水たまりなどが凍っている風景を見かけますが、
同じように、水を入れた容器を外に置いておくと、
朝には美しい氷が出来上がります。
さらに、容器に水だけでなく、いろんな飾りなどを入れて
芸術作品にしてしまおう、というわけです。
 
天気コーナーでは、皆さんから頂いた氷アート作品を、
これまで、いろいろ紹介させて頂きました。
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冷凍庫で急速に凍らせる氷と違って、
じわじわ時間をかけて凍らせるので、
氷の中に空気の泡が残りにくく、キレイな透明の氷になります。
まさに「アート」ですね。
 
ただ、「なかなか凍らないよ…」という声も、多く届いています。
そこで、氷アートの成功率を上げるコツを伝授しましょう。
 
●水は少なめで底の浅い容器に
 水が多ければ、それだけ凍るのに時間がかかります。
 また、水が冷たい空気に触れる面積が広いほど、早く凍ります。
 お皿など平べったい容器がオススメ。
●低温注意報の出ている日が狙い目
 低温注意報は、路面凍結や水道管凍結に注意を呼びかける
 情報です。
 このため、水を凍らせる氷アートもできやすい冷え込みが
 期待できます。
●昼間でも日陰になりやすい場所に置く
 霜や積もった雪が消えにくい場所など、
 普段から、地面の冷えやすい場所を探しておくと良いでしょう。
 
水を寒さで凍らせるだけ…ですが、意外に奥は深いです。
失敗しても成功への布石と考えて、
皆さん自身で氷アートの作り方のコツを掴んでみてくださいね!
来週も氷アート作りに最適な寒さが続く予想です。
路面凍結などには要注意ですが、
辛い冬の早起きの楽しみに、ぜひ、お試しください!
そして、皆さんの作品を、tenki@kry.co.jpまで、
お待ちしています。
 
ちなみに氷アートは、今が正念場の受験生のお守りにも
オススメですよ!
なぜなら「解ける」から(^o^)
受験生の皆さんも、ぜひ勉強の合間にチャレンジしてみては?