2007年5月 アーカイブ

イタリア・パリ旅行記…9日目

2007年5月30日 カテゴリ:うみたび

旅の9日目は飛行機の中で迎えます。
パリから成田、リムジンバスで羽田から福岡空港へ。
福岡からは、バスで山口へ向かいます。
この頃になると、ホッとした気持ちと疲れとでみなさん無口・・・
帰ってきたら、ヨーロッパより日本の方が寒いっ!!
 
夢のような9日間。
参加してくださった皆様と、一緒にいい思い出が出来ました。
笑いの絶えないあっという間の9日間・・・
また、いつかゆっくり行きたいなぁ・・・

イタリア・パリ旅行記…8日目

2007年5月28日 カテゴリ:うみたび

あっという間の8日間。
今日は、朝から小雨が降ります。
最後の観光となったのは、
映画「マリーアントワネット」の舞台となった、ヴェルサイユ宮殿。
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旅も最終日。ここまで来ると、もう広さにはも驚きません!
ですが、中に入ると、今度はため息・・・お部屋がゴージャスなんです。
通路であっても天井いっぱいに大きな絵画。
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さらに、大きく煌びやかなシャンデリアが至る所に下がります。
 
お庭は、遥か彼方まで広がります。
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分厚く華やかなカーテンは、すべて刺繍で模様が入れられ、
金糸も多く使われています。
下世話かもしれませんが、
この宮殿を造るのにいったいいくらかかったのでしょうね?
そりゃ、フランス国民が怒る気持ちもわかります。
夢のような生活、いいなぁ・・・と思う反面、
これだけはちょっと嫌だな・・・と思うことも・・・
それは・・・

写真は、これまたゴージャスなベッドです。
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それもそのはず、王妃様のベッドなんですから。
大きくて、カーテンで仕切られていて、天蓋付き。
憧れの、お姫様ベッド。
眠ってみたいですよね?
ベッドの前に金の柵があるのが分かりますか?
その中には、位の高い人しか入ることが許されていません。
その他の人は、柵の外。
で、このベッドが何に使われたかというと王妃様の出産です。
王妃様の出産は、位に分かれてみ~んなが集まって、
み~んなで見学するんです。
大切な生命誕生の瞬間といえども、
み~んなで長いこと見学されるのは、ちょっとねぇ・・・
私だったら嫌だなぁ・・・
もちろん、マリーアントワネットもここで出産したそうです。
 
最後の観光を終え、後ろ髪をひかれる思いで空港へ・・・
お天気も回復し、空港内には明るい日差しが差し込んでいました。
これからまた、成田までの12時間のフライトが待っています。

イタリア・パリ旅行記…7日目その2

2007年5月24日 カテゴリ:うみたび

そして、楽しみにしていたルーヴル美術館。
本当にありました!!映画で観たピラミッド!!
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「あった~!!透明なピラミッド!!」と感動!!
でも、しばらく眺めていると、
ちょっとだけ「ん?」と不思議な感じがしてきます。
近代的な透明な、しかも巨大なピラミッドを、
何故、歴史あるヨーロッパの建物の前に作ったのだろうか?
何故、わざわざピラミッド???
歴史的な流れはあるにしてもどうして・・・
と考えたのもつかの間・・・
感動できるし、美しいんだからいいじゃない?ね?
ルーヴルの中には、逆ピラミッド、
その下には、またまたピラミッド・・・さすが芸術。
その下には…やはり映画のように彼女が眠っているのでしょうか…?
 
ものすご~く広いルーヴル美術館。
広い広いとは聞いていましたが、本当に広い!!!
私の想像をはるかに超えていました。
天井は高く、広々としています。
ルーヴルで働くガイドさんでさえ、
全部じっくり見て回ったことはないそうです。
全部回ってたら、1ヶ月以上は費やすだろうとも・・・
ということで、私たちは、駆け足で
超有名な作品だけを数点見て回ります。

「ミロのヴィーナス」
皆さんも、美術の教科書などで一度は見たことがあるでしょう?
後ろから見ると・・・半分お尻がのぞいていました。
絵画に囲まれ美しく立つヴィーナスは、半○ツだった!!
知ってました?
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絵画はフラッシュで傷んでくるので撮影は禁止ですが、
彫刻は撮影可能なんです。
世界中から観光客が訪れるため、
ちょっと耳を澄ませばいろいろな言葉が聞こえてきます。
人も多いし、迷子にならないようにガイドさんについていきます。
 
すると・・・前に進むのも大変なくらいの人だかりが!
その前には、そう「モナリザ」が優しく微笑んでいました。
生モナリザです。しっかりとガラスケースに守られていました。
そして、早速実験です!
 
人波をかき分けながら、スリに気をつけつつ
(モナリザの前がパリで一番スリが多いとか?)、
左から右へゆっくり移動です。
・・・追いかけてくるではありませんか!!
しっかりと、私のほうだけ?を見て追いかけてきます!!
追いかけられているような気がするだけ???
う~ん、不思議・・・じ~っくり観察してみると・・・
モナリザの目は、ほとんど黒目がちなことに気づきます。
目の中に白い星がないからかしら???なんて勝手に考え、
これまた不思議な気持ちでモナリザを後にしました。
謎は謎のままに・・・世界一有名で、世界一謎の多い「モナリザ」に
「また会いに来るからね」とサヨナラを告げ、ルーヴルを後にしました。
出会えて良かった!
 
ちなみに、写真は夜の凱旋門です。
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車が多いため、よく渋滞します。

さて、明日は、いよいよ旅の最終日です!
パリを離れるの、淋しいな・・・

イタリア・パリ旅行記…7日目その1

2007年5月22日 カテゴリ:うみたび

ローマからパリへ。
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パリといえば、エッフェル塔に凱旋門。
なんといっても、私の楽しみは映画「ダヴィンチコード」の
舞台にもなったルーヴル美術館。
ルーヴルのピラミッドと生のモナリザの微笑を見たい!!
本当にモナリザはずっと目で追いかけてくるのか?
この目で確かめたい!!
 
まずは、凱旋門。
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よ~く見てください。
バス車窓から撮った凱旋門の写真ですが、上のほうに人影が?!
実は、凱旋門は登ることができるんだそうです。知ってました?
さて、どんな景色が広がるんでしょうね?
次にパリを訪れるときには、ぜひ登ってみたいな・・・
 
次に、パリの街のシンボルとなるエッフェル塔。
作ったのは、橋を設計する有名な建築家。
作られた当初は、パリの人にとてもとっても不評だったそうです。
くすんだ色が街に合わないというのが
その理由のひとつだったそうですが・・・
だったら、エッフェル塔を壊してしまえ!!という運動まであって、
実際に作られてから数年後には壊すことが決まりつつあったそうです。
ところが!パリを訪れる観光客には大人気。
その上、電波塔にすると、テレビの映りも良くなった?らしく、
取り壊す計画は中止となったそうです。
 
エッフェル塔の手前には、
世界中の「平和」を意味する言葉が書かれています。
もちろん、日本語もありました。
左上に白い文字で書かれているんですが、
小さすぎてわかりませんよね・・・
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夜になると、これまたすごいことが起こるのです!!
エッフェル塔、ものすご~く光るんです。
その光はバチバチと眩しいくらい!!
しかも、10分間もその状態で輝き続けるんです。
パリでは、キラキラネオンが使われるのは、薬屋さんの看板くらい。
だから、ほんとうに、ものすご~く違和感があるくらい、
目立つし、光るんです!!
これは、驚きでした!!

イタリア・パリ旅行記…6日目

2007年5月18日 カテゴリ:うみたび

旅6日目。
ローマの街のシンボル、コロッセオ。
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直径188メートル、周囲527メートル、高さ57メートル。
4階建ての競技場の収容人数はなんと8万人!!
夜になると、ライトアップされるそうです。
映画「グラデュエーター」の舞台にもなっています。
いたるところに、古代ローマの衣装を着た男性が…かっこいい!!
なんて気軽に写真を撮ると…もちろん、お金を請求されます…
気をつけてくださいね。
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どこをみても遺跡、どこを工事しても遺跡が出てくる街ローマ。
物語の中に、飛び込んでしまったみたい。
とても、不思議な感じがします。
 
そして、ローマといえば「ローマの休日」。
またまたお願いしちゃいました、トレビの泉。
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こちらは、もう有名ですよね。
後ろ向きになって、コインを1枚投げ入れると
再びローマに戻ってこられる。
2枚投げ入れると好きな人と結ばれる。
3枚投げ入れると、嫌いな人と別れられる・・・
迷った挙句、私、しっかりとコインを2枚握り締め、
人並みをかき分け、スリに気をつけながら投げ入れてきました。
ちなみに・・・コインは何でもいいそうです。
もちろん、日本円でもいいそうですよ。
 
そして、この日はイタリアのお土産物屋さんで、
柳井のJAの皆様にお会いしました。
これまたすごい偶然。世界は、狭い・・・
 
世界で一番小さな国といえば?そう、バチカン市国ですよね。
人口はおよそ900人!面積は、ディズニーランドくらいなんだそうです。
その中にあるのが、カトリックの総本山「サンピエトロ寺院」です。
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初代ローマ法王ペテロのお墓の上に、
ブラマンテ、ラファエロ、ミケランジェロらが参加して
建てた建物なんだそうです。
140体もの聖人の彫刻が私たちを見下ろします。
目に映るものすべてが芸術作品。
天井、柱、床・・・緻密な彫刻に、モザイク画・・・
もっともっとじっくり、ゆっくり観たかった・・・
ちなみに、写真は天井です。
こんなところにまで、繊細な彫刻が施されているんです。
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午後からは、オプショナルツアーで
オスティア・アンティーカの遺跡めぐりをしました。
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河の氾濫によって土に埋もれてしまった、
古代ローマの重要遺跡。美しいモザイク模様のある古代浴場跡や、
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お店屋さん、円形劇場からは、
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古代ローマの文明の発達をうかがい知ることが出来ます。
日本が縄文時代のころ、ローマでは、
浴場やサウナまであったなんて・・・文明の違いに驚きです。