2008年1月 アーカイブ

貴重な1回

2008年1月30日 カテゴリ:忙中閑あり?

あっという間に、1月が終わろうとしている。
 
年末の大掃除を先延ばしにする言い訳として、
「最近は、旧暦で動いちょるんよ~、じゃけー、旧正月には、ね・・・」
などと、わけのわからない「延命措置」を施してきたが、
毎年、予想を超えるはやさ(もちろん「体感速度」)で
節分がやってきて、間に合わないじゃんか~!!!と
トホホな状態になることは、言うまでもない。
 
それにしても、夜は冷え込む…。
デスクワーク系のことをしようと思うと、どうしても夜中になるのだが、
我が家は、ここ数年はコタツは出していないので、
主にストーブで暖をとっている。
困るのは、途中で給油が必要になったとき。
いや、寒いのは我慢できる。
問題は…私は、給油ポンプの扱いがとっても下手、なのだ。
ポンプを何度か押して真空状態をつくると、自然に灯油が移るはず、
…なのだが、この扱いが下手なので、
何度も何度もポンプを押して入れることになる。
自動でできる、電池式のものもあるようだが、
うちの家でこの操作が下手なのは私だけなので、
それを購入することもないままでいる。
ところが、年に1~2回、「自然に流れ出す」ことがある。
昨夜は、その、貴重な「1回」だった。
そして、めったにない現象に按配がわからず、
気づいたときには…あふれていた…。
灯油の値段が上がっているというのに…。
ともかく、落ち着こう、と、こぼれた灯油は、
古新聞に吸わせて処理した。
入れすぎの灯油は、灯油ケースに少しだが戻した。
そして、…換気をおろそかにしてしまった。
 
夜中に気づいた家人が、換気をしてくれていたので、
多少マシだったが、それでも今朝は頭がフラフラしている感じだった。
 
みなさん、換気は、しっかりとしましょう!
…いや、その前に、慣れない作業は気をつけましょう…(^^ゞ
 
 
~・*・~・~・*・~・~・*・~・~・*・~・~・*・~・~・*・~
 
 
さて、前回、(わかったようなことを書いてしまって、
ちょっとドキドキだった)駅伝は、
おかげさまで、無事、終えることができました。
普段、朝ワイドや昼ワイド、土朝などの
スタジオとして使用されている、ラジオ第1スタジオが、
この日の本部。(写真は、朝の様子。)
 
080130.jpg
   
その周辺に、勝津隊長の下、速報順位をまとめたりするスタッフ、
さらに、みなさんにポケマウなどで
速報をお伝えするためのシステム担当者も陣取った。
 
だけどね、
やはり、中継現場が一番大変なのよね。
外に出ると、何が起こるかわからない。
まして「相手」が、何か起こるかわからない「スポーツ競技」だからね。
たとえば、高橋アナは、「おトイレ」関係の話で、
「いつも通り」と書いていたけれど、
私は、いわゆる「水抜き」をするほうだ。
野外のイベントで早朝から夕方まで現場にいる場合、
だいたい、朝、コーヒーを1杯飲んで家を出る、
それだけで夕方まで突っ走る。
お腹は空かないのだけど、やはり、
身体の中が乾燥する感じがするときは、
本当に1杯だけ、少なめにいただく。もちろん、真夏の野外などは、
そんなことをしていると脱水状態になってしまうし、
汗などで水分が出てしまうので、
1年中、というわけではないのだけど・・・。
 
実況アナやサブアナたちの、
早朝から深夜に及ぶ準備の様子を見ているだけに、
やっぱりすごいな~と思う。(身内をほめてしまってスミマセン(^^;)
駅伝あけの月曜日の、関係アナや
ディレクター陣のほっとした様子も印象的でした。

あさっては『中国山口駅伝』です。~日曜日の番組その2~

2008年1月25日 カテゴリ:忙中閑あり?

駅伝。
 
高橋良アナのブログで予習をしつつ、
楽しく観戦した、新春の箱根駅伝をはじめとして、
この1月は例年以上に駅伝に釘付けになった。(^^♪
 
たすきを受け取るのを待つ後輩ランナーが、
走ってくる先輩ランナーへ、
「○○さん、あと少しですよ~」みたいに声をかけながら待っていたり、
たすきを渡した先輩ランナーが、
たすきを受け取った後輩ランナーへ、
「頑張れ!」というように、ポン!と背をたたいて送り出したり…。
たすきの受け渡しのシーンだけでも、かなり涙腺を刺激されるものだ。
まして、「繰上げスタート」といった無念の涙、もちろん勝利の涙、
などなどに、感極まってしまうのは言うまでもない。(T_T)
 
京都で行われた都道府県対抗女子駅伝では、
京都チームのアンカーの選手が、沿道からの声援で、
記録が狙えそうなことを知りピッチをあげた、と話していたが、
まさに、沿道の応援とともに勝ち取った、大会新記録だった。(^^♪
 
広島で行われた都道府県対抗男子駅伝は、
時間があえば、沿道へ観にいくのだが、
今年は所用があったため、移動中の車内で、ラジオ観戦(?)した。
自分でも車で走ることの多い道路が舞台だと、
現地の様子もより伝わってきて、楽しめた。(^○^)
 
そのほか、県内でも、各地で、
自治体などの駅伝大会が行われた1月。
 
その締め括りともいえる「中国山口駅伝」がせまっている。
 
私は、今年も、速報本部のスタッフとしてお手伝い。
各中継所やチェックポイントで速報順位をまとめていくのだが、
この速報体制には、アナウンス部やラジオ担当という枠を超えて、
さまざまな部署から応援スタッフが出動する。
例年、雪がちらつくことの多い中国山口駅伝だが、
そんな中、彼らは、走ってくるランナーたちを、
担当ポイントでひたすら待つ。
そして、目視で確認した速報順位を本部に入れるのだ。
 
実は、ここにも、『たすきリレー』がある。
 
新春の駅伝をみながら思ったこと。(^.^)
 
私は、趣味の範囲で演劇をやっているが、
舞台も『たすきリレー』だな、と。
セリフは「キャッチボール」とは、よく言われる言葉だけれど、
そのキャッチボールも含めて、『たすきリレー』だと思う。
 
役者のきっかけで照明や音響が動く、その逆も、また、あり。
各場面ごとのリレーもある。
つぎの場面へきっちりと『たすき』を渡して、
フィナーレへとつなげるのだ。
 
もっと言えば、脚本家の思いを受け止める、
演出の意図を受け止めて表現する、観客の思いを受け止める、
…いろんな『たすき』の受け渡しが行われている。
 
世の中のほとんどの仕事、日常の多くの言動も、
そうして成り立っているのかもしれない。
 
「共同作業」とか、「役割分担」とか、
そういった言葉で表されることも多いが、
相手を信頼して『たすき』を渡せるか、
相手に『たすき』を渡してもらえるか、
そのあたりの信頼関係は、大小の差はあっても、
必ずどこかにあるはず。
 
駅伝中継では、(マラソン中継も同様だけど、)
走る選手たちの様子を実況アナが伝える。
速報本部への信頼がある。
本部で、実況を受け取る。
状況を確実に伝えてくれるという信頼がある。
もちろん、それを、技術(ハード)面でも
確実に伝えてくれる信頼がある。
 
当たり前のことのようだが、
たとえば、ラジオ番組にリポートを入れる経験からいうと、
こういった信頼感は、絶対条件なのだ。
それが、刻々と変化する状況であれば、なおさらだ。
 
…と、熱くなると暴走しそうなので、この辺りにしておく。
 
ともあれ、あさって。
まずは、現地のスタッフからの情報という『たすき』を
確実に受け取れるように、
そして、それをスムーズに次へ渡せるように、
出来るだけの準備をしておこう。
 
さあ、あさっては『中国山口駅伝』。
沿道へ応援に行かれる方は、
あなたの声援という『たすき』をランナーへ贈ってください。
そして、ラジオ観戦の方にも、
思いを託していただける放送になるよう、スタッフ一同、頑張ります!

サンデー・ゴスペル~日曜日の番組その1~

2008年1月24日 カテゴリ:忙中閑あり?

日曜日の朝7時45分からお送りしているラジオ『サンデー・ゴスペル』。
月替わりで、ゲストをお迎えしてお話を伺っています。
そして、最終日曜日は、リスナーの方からお寄せいただいた、
お便りやエッセイをご紹介しています。
お便り・エッセイは、随時募集しています。
日常生活の中のちょっとした出来事、心あたたまるお話などを、
400字詰原稿用紙1枚程度にまとめて、
KRYラジオ『サンデーゴスペル』(エッセイ係)までお送りください。
採用分には図書カードのプレゼントもご用意していますので、
ふるってご応募くださいね。ご応募、お待ちしています。
 
なお、1月は、27日の放送がエッセイご紹介の回となります。
お聴き逃がしなく!!!
1月のエッセイご紹介の回、1月27日日曜です。
お聞き逃しなく!!!
 
ところで、エッセイの回にもゲスト(コメンテーター)に
お越しいただいているのですが、
今回のコメンテーターは山口カトリック教会の松村信也神父です。
松村神父は、現在は、山口カトリック教会にいらっしゃいます。
山口市のサビエル記念聖堂です。
サビエル記念聖堂は、訪れたことのある方も多いと思いますが、
お御堂の中は、ステンドグラスから差し込む光がとても美しく、
幻想的ともいえる空間です。
 
伺ったお話では、教会の多くは、北を背に、
南を向く方向で建てられることが多いそうです。
(神社なども、そうですよね。)
ですが、このサビエル記念聖堂は、北面しています。
ゆえに、ステンドグラスを通して差し込む太陽の光が、
時間とともに変化していく様子が、より、わかるのでしょう。
まだ、行ったことがない、という方は、
機会があれば、ぜひ訪れてみてください。
 
山口市では、1月18日から「山口お宝展」が始まりましたが、
サビエル記念聖堂では、その一環として、2月11日(月・祝)には、
「パイプオルガン・メディアテーション~バレンタイン・コンサート~」
が行われます。
今回は、オルガンとパーカッションの
素晴らしいコラボレーションもあります。
パーカッションは、川手艶子さん、
オルガンは、番組にもご出演いただいたことのある、
寺岡恵美さんです。
プログラムは、
☆「動物の謝肉祭」より"白鳥" C.サン=サーンス
☆歌劇「ローエングリン」より
  第3幕への前奏曲と結婚行進曲 R.ワーグナー
☆ボレロ  M.ラヴェル
などが予定されているようです。詳しくは、サビエル記念聖堂まで。

雅楽、つづいています。

2008年1月18日 カテゴリ:忙中閑あり?

雅楽、つづいています。(前編)
 
去年、体験講座に参加したのがご縁となり、
おかげさまで雅楽の勉強は続いている。
お稽古は月に2回程度なので、雅楽の楽器の中でも、
自分が一番やりたい楽器「龍笛」に照準を絞って練習をしている。
  
そして、先日、ついに「マイ龍笛」がやってきた!
マイ龍笛
 
それまでは、借りて吹いていたのだが、
本数に限りがあったり、笛それぞれに個性があったり、
何よりも練習がしたかったので、去年のうちに申し込んでおいたのだ。
「龍笛」といっても、初心者用のもので、
音も、比較的安定しやすいようになっている。
(やはり、お値段も、高いものは相当らしく、
音も、なかなか難しいものもあるようだ。)
 
むかし、音楽の時間に使うソプラノリコーダーを
初めて手にしたときって、
こんなふうにワクワクしたんだろうな、と思う。
はしゃがないようにしようと思っても、
自然に顔がにやけてしまう。(^o^)丿
 
 「自分の楽器って、嬉しいよね~!!!」
 
一緒に参加している人も巻き込んで、
やっぱり、かなり、はしゃいでしまった(#^.^#)
 
早速、家で練習、…と思いきや、困った。
吹いてみると、ご近所にかなり響く…。
そういえば、高校時代にフルートを練習していたときも、
かなり遠慮しながらやり、やはり学校で練習することにしたのだった。
…だってねえ、…うまくなってからなら、まだしも、…ねえ……。
 
そんなこんなで、自宅では、指づかいだけを練習することにした。
 
夜中に、紙の鍵盤でピアノの練習をする、
小泉今日子や、そこにやってくる石立鉄男の姿を思い出す、
……これがわかる貴方(貴女)は、きっと私と同世代!?
 
 
 
~・*・~・*・~・*・~・*・~・*・~・*・~・*・~・*・~・*・~
 
 
 
雅楽、続いています。(後編)
 
 
ということで、雅楽の勉強は続いています。
楽器を見ると、とりあえず触りたくなる。
音が出ると、演奏してみたくなる。
「相性がよさそうだ」と思うと、嬉しくなる。
「あ、出来るかも」と思ったら、音を出してみる…。
楽しくなると、きちんとやってみたくなる。
(相性は、あるみたいです。
 例えば、「笙」は、私には、なかなかとっつきにくい。)
ま、惚れっぽい(飽きっぽくはないつもり)と言われれば
それまでですが、…。(~_~;)
 
そんなこんなで、
取材を通しての有難いケースも含めて、
結構いろんな種類の楽器に触れてきているほうだと思う。
もともとやっていたのは鍵盤楽器なので、
どうしてもその方が気分的に楽なのだが、
その他にも、管楽器や弦楽器、…なんにせよ、楽器は楽しい。
オルガン、ピアノ、電子オルガンとやっていたので、
チェンバロは、とっつき易かった。
弦楽器は、ギター…は、とっとと挫折したけど、
和琴、二胡、アルパ、…かなり好きなジャンルだ。
 
ま、これらが何の自慢にもならないのは、
「下手の横好き」に過ぎないからであることは、言うまでもない。
 
いいのだ!自分が楽しければ…、たぶん…。
 
ちなみに、高校時代フルートを吹いていたのが少しだけ役立ったのか、
篠笛が吹けたときには自分でも感動した。
が、今回、音がすんなり出たときに、
「フルートが役立ったかも」というと、
「まったく違いますよ(笑)」と言われた。
ほめられた、と解釈しよう、あはは。(^^ゞ
  
でも、確かに全く違うといえば、
指づかいだけでなく、音階も楽譜も、まるで違う。
ご存知のように、雅楽の音階は西洋音楽の音階とは違っていて、
その特徴は、よく「ゆらぎ」と表現される。
これ、聴く分には抵抗なかったけれど、
演奏する分には、とまどってしまう。
西洋音楽のように割り切れない、っていうか…、
耳コピ出来ない音があるんだもん!!!(>_<)
 
慣れだ、慣れっ!!!
 
もうしばらく、ゆっくりと頑張ってみようと思っています(^.^)

ラ フィエスタ ラティーナ

2008年1月16日 カテゴリ:忙中閑あり?

寒中お見舞い申し上げます。
 
この時期らしい寒さが戻ってきたかと思う一方、
防府天満宮では、例年よりも早い、梅の開花情報が入ってきたり…。
 
ときどき、「いま、何月だったっけ?」と、まじめに考えてしまいます。
 
さて、
梅の花が咲き始めるころ、北川は、舞台活動を始めます。
舞台活動、とは、公演する側はもちろんなのですが、
観劇もスタート、ということです。
 
昨年は、観るよりも演る方が多かったような印象ですが、
締めくくりに劇団四季『エビータ』を観劇できたのは、幸せでした。
 
劇団四季の演目の中でも、『李香蘭』や『エビータ』のような、
いわば人物史的なものは特に好きです。
 
アルゼンチンの元・大統領夫人、
エヴァ・ペロンの人生が描かれているのですが、
印象的な音楽、歌はもちろん、群集の演技にも圧倒されます。
中でも、会場に役者さんが散らばって、
自分が座っているよりも前の方からだけでなく、
後方からも「エヴァ!エヴァ!」と聞こえてくる、
…会場中がシュプレヒコールに包まれる演出には、
鳥肌が立ちました。
こういった感覚は、やはり「ナマ」でないと、
得られにくいものではないかと思います。
 
では今年ですが、
まず、いまのオススメは、『ラ フィエスタ ラティーナ』
2008年2月19日(火)
(1)13:30開場14:00開演/(2)17:30開場18:00開演
  
宝塚歌劇団OGによる公演です。
 
OG公演というのは、
鳳蘭さんたちによるものがすでに行われていますが、
今回は、平みちさん、峰さを理さん、高汐巴さん、
ほか宝塚歌劇団OGによるラテンファンタジー。
ラテンの祭をテーマに、
楽しい音楽と華やかな舞台を繰り広げるということです。
OG公演は、現役生たちの公演とはまた違う楽しさがあります。
 
まあ、考えてみてください!
 
現役のタカラジェンヌの場合、
「組」を超えてトップスター同士が競演することなんて、
まずは考えられない。(『ベルばら』のような例外はありますが…。)
しかも!
実は、峰さんと高汐さんは、同期で、もともと同じ組に所属し、
のちに高汐さんの組替えを経て、二人ともトップスターを務めた、
という歴史があるのですが、
だったら、
本当に初期のころから応援しているファンの人たちにとっては、
垂涎ものの競演ではないですか!?
 
私は、目下日程調整中ですが、
興味のある方、ご都合のあう方は、ぜひ!