雅楽、つづいています。

2008年1月18日 カテゴリ:忙中閑あり?

雅楽、つづいています。(前編)
 
去年、体験講座に参加したのがご縁となり、
おかげさまで雅楽の勉強は続いている。
お稽古は月に2回程度なので、雅楽の楽器の中でも、
自分が一番やりたい楽器「龍笛」に照準を絞って練習をしている。
  
そして、先日、ついに「マイ龍笛」がやってきた!
マイ龍笛
 
それまでは、借りて吹いていたのだが、
本数に限りがあったり、笛それぞれに個性があったり、
何よりも練習がしたかったので、去年のうちに申し込んでおいたのだ。
「龍笛」といっても、初心者用のもので、
音も、比較的安定しやすいようになっている。
(やはり、お値段も、高いものは相当らしく、
音も、なかなか難しいものもあるようだ。)
 
むかし、音楽の時間に使うソプラノリコーダーを
初めて手にしたときって、
こんなふうにワクワクしたんだろうな、と思う。
はしゃがないようにしようと思っても、
自然に顔がにやけてしまう。(^o^)丿
 
 「自分の楽器って、嬉しいよね~!!!」
 
一緒に参加している人も巻き込んで、
やっぱり、かなり、はしゃいでしまった(#^.^#)
 
早速、家で練習、…と思いきや、困った。
吹いてみると、ご近所にかなり響く…。
そういえば、高校時代にフルートを練習していたときも、
かなり遠慮しながらやり、やはり学校で練習することにしたのだった。
…だってねえ、…うまくなってからなら、まだしも、…ねえ……。
 
そんなこんなで、自宅では、指づかいだけを練習することにした。
 
夜中に、紙の鍵盤でピアノの練習をする、
小泉今日子や、そこにやってくる石立鉄男の姿を思い出す、
……これがわかる貴方(貴女)は、きっと私と同世代!?
 
 
 
~・*・~・*・~・*・~・*・~・*・~・*・~・*・~・*・~・*・~
 
 
 
雅楽、続いています。(後編)
 
 
ということで、雅楽の勉強は続いています。
楽器を見ると、とりあえず触りたくなる。
音が出ると、演奏してみたくなる。
「相性がよさそうだ」と思うと、嬉しくなる。
「あ、出来るかも」と思ったら、音を出してみる…。
楽しくなると、きちんとやってみたくなる。
(相性は、あるみたいです。
 例えば、「笙」は、私には、なかなかとっつきにくい。)
ま、惚れっぽい(飽きっぽくはないつもり)と言われれば
それまでですが、…。(~_~;)
 
そんなこんなで、
取材を通しての有難いケースも含めて、
結構いろんな種類の楽器に触れてきているほうだと思う。
もともとやっていたのは鍵盤楽器なので、
どうしてもその方が気分的に楽なのだが、
その他にも、管楽器や弦楽器、…なんにせよ、楽器は楽しい。
オルガン、ピアノ、電子オルガンとやっていたので、
チェンバロは、とっつき易かった。
弦楽器は、ギター…は、とっとと挫折したけど、
和琴、二胡、アルパ、…かなり好きなジャンルだ。
 
ま、これらが何の自慢にもならないのは、
「下手の横好き」に過ぎないからであることは、言うまでもない。
 
いいのだ!自分が楽しければ…、たぶん…。
 
ちなみに、高校時代フルートを吹いていたのが少しだけ役立ったのか、
篠笛が吹けたときには自分でも感動した。
が、今回、音がすんなり出たときに、
「フルートが役立ったかも」というと、
「まったく違いますよ(笑)」と言われた。
ほめられた、と解釈しよう、あはは。(^^ゞ
  
でも、確かに全く違うといえば、
指づかいだけでなく、音階も楽譜も、まるで違う。
ご存知のように、雅楽の音階は西洋音楽の音階とは違っていて、
その特徴は、よく「ゆらぎ」と表現される。
これ、聴く分には抵抗なかったけれど、
演奏する分には、とまどってしまう。
西洋音楽のように割り切れない、っていうか…、
耳コピ出来ない音があるんだもん!!!(>_<)
 
慣れだ、慣れっ!!!
 
もうしばらく、ゆっくりと頑張ってみようと思っています(^.^)