記念講演会・陸上教室
2010年1月18日 カテゴリ:忙中閑あり?
16日土曜に開催された、
周南市体育協会設立5周年記念事業
『北京オリンピック銅メダリスト
朝原宣治さん 記念講演会・陸上教室』に行ってきました。 (^-^)
朝原さんといえば、何といっても、あの北京オリンピックの、
男子400mリレーの感動が忘れられない。
スポーツマガジンなどでインタビュー記事を読むか、
テレビやラジオで見聞きするくらいしかできないであろう人の
お話が直接聞けるチャンス。 (≧ω≦)
その業績だけでなく、朝原さんご自身にも好感を持っていた
ということもあって、いそいそと出かけたのでした。 ε=┌(・_・)┘
*****
講演会の会場は、総合スポーツセンター。
開場後、講演が始まるまでの時間に、朝原さんのこれまでの
足跡をまとめたDVDが流される。もちろん、最後は、
あの北京オリンピックの映像。
私は、ここですでに、うるうるしてしまった。 (TT)
会場には、大人だけでなく、小中高校生も姿も多く、
陸上部らしきグループもいくつか見える。
約800人が集まっていた。
そして、紺色のジャケット姿の朝原さん入場。
お話の中心は、やはり北京オリンピック。
一度は現役引退を考えながら、北京オリンピックに臨むまでには、
いろんな葛藤があったこと。
そして出場した北京オリンピックの、あの400mリレーは、
第1走者から第4走者までがそれぞれの得意分野を生かしての
配置だったこと、
他国のチームにはないくらいにチームワークがよかったこと、
「朝原さんにメダルを」がチームの合言葉になっていたこと、
などなど。
1時間余りの時間が、あっという間だった。
そして、そのお話はもちろん、質疑応答も、誠実なお人柄が
にじみ出るものだった。 (〃⌒ー⌒〃)
質問者の中には、いまもご自身が走っている、
あるいは、子どもたちを指導している、という
年配の方もいらっしゃった。改めて、生涯スポーツなんだなあ、(´¬`)
と感じる。
*****
講演会の後は、場所を陸上競技場に移しての陸上教室。
直接参加できる子どもたちはあらかじめ決まっていたが、
見学は自由だ。
観覧席には、やはり多くの人が集まった。
私もその一人。
限られた時間の中ではあったが、走り方のコツや練習方法を
教えてくださる。
(朝原さんの説明を聞く子どもたち)
「へぇ~」
「ほぉ~」
マイクを通して聞こえてくるその声に耳を澄まし、
遠巻きながらその様子を見て、
すぐにでも走ってみたい衝動にかられた。 ε=ε=ε=┌(>_<)┘
(練習の様子。参加した子どもたちは、
最後は朝原さんと一緒に走りました。 ε=┌(・_・)┘)
そうして、嬉しいハプニング。 (☆o☆)
陸上教室の終了後、競技場出口でいわゆる「出待ち」を
している中高生にまざって、なんとなく待っていると、
「これから、朝原さんがダッシュを見せてくださいます」
といったアナウンスが流れた。
「わぁ!」と歓声があがり、その場にいた人たちが一斉に移動する。
私も、つられるようにトラックのほうへ行くと、
100mほどの直線コースの周りに人だかりが出来ている。
あわてて近くに行き、並んだ人たちの後ろから
なんとか見ようとしていたら、
――ダダダダダッ・・・・・・!―― ε=ε=ε=ε=ε=┌(・_・)┘
朝原さんが、一瞬のうちに、私の前を走り抜けていった。
速っ! (@@)
いや、当たり前だけど・・・。 (^^;)
至近距離で体感すると、やはりすごかった、・・・です。
*****
子どものころ、(小学生レベルの話ではあるけれど、)
「マラソン大会」は、嫌いではなかった。
毎日頑張って走っていれば、頑張っただけ持久力もついたし、
順位も上がった。
運動会でいえば、障害物競走は好きだった。
障害物をどのようにクリアーするかで勝負出来る部分が
楽しかったからだと思う。 (^^)
けれど、徒競走、つまり短距離走だけは、どうにもならなかった。
5~6人ずつで走る徒競争は、その組み合わせにもよるので、
一概に順位では判断できないが、
中学生になって、体育の時間にタイムをとるようになると、
100m走はなんとか中の上くらいのタイムが出るものの、
50mがどうしても、・・・本当に苦手だった。 ○| ̄|_
一生懸命に走ろうとするのにスタートダッシュがうまくいかない。
走り始めても、足が思うように動かない。
だからといって、どういう練習をしたらいいのかわからなかった。
あの頃にこういった機会があったら、今よりもほんの少しだけ、
走ることが好きになっていたかもしれないなあ、と思う。(´¬`)
そうそう、
中学校では卓球をやっていたけれど、ある日、
世界大会の元・金メダリストが徳山に来られたことがあった。
その際、やはり「1日教室」で、直接指導をしていただく機会が
あった。
わずかな時間ではあったけれど、一人一人に
アドバイスをいただいた。
その中には、「いいね~」といったものも、もちろんあった。
その場合は、「この方法でいいんだ」という自信になる。
その時に、ラケットケースにいただいたサインは、
今でもしっかりと残っている。私の宝物だ。
やっぱり、こういう機会って、大切なんだよね・・・。 (´¬`)
会場に集まった子どもたちの様子を見て、
そして自分自身のこともいろいろと振り返ってみて、
あらためてそう感じた1日でした。