いよいよ明日から・・・

2009年11月20日 カテゴリ:忙中閑あり?

『マイマイ新子と千年の魔法』
 
いよいよ全国公開ですね~♪
 
私は、先週末の先行上映を観てきました。
あっという間の1時間半でした。
 
私は、原作をあえて読まずに、
出来るだけ事前知識のないままに観てみたのですが、
映画が終わる頃には自然に涙が流れていました。
 
舞台となっているのは昭和30年代。
 
ですから、正直言って「懐かしい」という感覚ではなく、
普通に「そういう時代だったんだね」と思いながら観ていました。
 
それでも、「現在の防府のまち」と比べて、
「へえ~」という部分も多く、
また、歴史好きな私としては、
千年前のお姫様が登場するあたりも楽しめました。
 
そして。
 
「日本初の『防府弁』による映画」というフレーズをききますが、
なるほど、細かい方言指導がされているなあ、と思いました。
もちろん、「当時の」防府の言葉ということなので、
完全に聞き分けられたわけではないとは思いますが、
同じ山口県内でも地域によってイントネーションなどが微妙に異なり、
さらに、同じ「周防の国」でも、私が生まれ育った
周南と防府・徳地地域は少し違うと思うのですが、
その辺りがとても細やかに使いこなされていたと思います。
 
広島出身のW田さんも、なかなかの演技でしたvv
(身内をほめてしまってごめんなさい。)
 
また、これはあくまでも私個人の感想ですが、
ストーリーには、往年の映画(洋画)
『スタンド・バイ・ミー』のようなテイストも感じました。
 
小学生時代。
思春期の多感さとはまた違う、
もっと心の根っこのようなところにある、そのころの風景。
それらを彩る友人たちや大人たち。
  
多くの映画がきっとそうであるように、
この映画も、見る人の数だけ、見方と感想があるのかもしれませんね。
 
そして、山口県に住み、地元を知っている私たちは、
楽しみ方も2倍!とお得な映画ですね!?
 
映画『マイマイ新子と千年の魔法』。
 
さあ、あなたは、どの場面が一番印象に残るのでしょう?