そんなバナナ!!
2009年8月20日 カテゴリ:お天気や
今や、毎年恒例?になりました、
夏休み自由研究お助け企画。
今年は19日(水)に、熱血テレビで紹介させていただきました。
今年も期待を裏切ることなく、とっておきの自由研究を用意!
その名も「そんなバナナ!」
タイトル通り、バナナを使った自由研究です。
その方法とは、こちら。
■実験の手順■
1.バナナを用意
皮に傷のない、綺麗な黄色のバナナが理想です。
2.バナナを半分だけ、アルミホイルで包み、
太陽の光に5~6時間当てる
3.その後、アルミホイルを取って、
日光の当たらない所に1~2日置く
バナナが乾燥しないよう、房の切り口に
水で濡らしたティッシュペーパーを、かぶせておいて下さい。
また、バナナは熱帯の植物ですので、
冷蔵庫に入れると皮が傷んで実験が失敗に終わってしまいます。
常温で置いておきましょう。
すると、だんだん、アルミホイルで包まなかった部分が
黒く変色してくるのです。
■なぜ黒く変色?■
黒く変色した原因は、太陽の光に含まれる、紫外線です。
バナナは、元々は緑色で、緑色の色素、クロロフィルによって
紫外線から身を守るのですが、
店頭に並ぶ頃には、クロロフィルが壊れて、黄色になります。
そこに紫外線を当てると、皮の細胞が壊れて、
黒く変色する、というわけです。
皮が黒く変色しても、中身は普通のバナナ。
実験の結果を写真に収めたあとは、食べることもできますよ。
自由研究も出来て、バナナも食べることが出来る、
まさに一石二鳥ですね!
(ただ、気温の高い夏場ですので、
実験が終わったら早めに食べてしまいましょう)
■応用実験■
ちなみに、アルミホイルの包み方を変えれば、
いろんな模様のバナナも作ることができます。
例えば、しましま模様のバナナ。
他にも、ラップを巻いたバナナに、日焼け止めを塗ってみて
厚塗りと薄塗りで違いが出るのか、
サングラスは紫外線をカットするのか、
アルミホイルではなく、半透明のセロファンで包んでみたら、
どうなるか?
など、いろんな方法で試してみましょう。
どんな方法が紫外線から身を守るのに、いい方法なのか、
ぜひ、ここは皆さんで行って、自由研究を完成させて下さいね!
まだまだ夏休みは、10日以上も残っています。
十分、間に合いますよ!
なお、今週は、金曜日の「さわやかモーニング」の中でも、
もう一つ、面白い自由研究の実験を紹介する予定です。
ぜひ、こちらもチェックして下さいね。