遅すぎた恵みの雨
2009年7月 3日 カテゴリ:お天気や
今週は大雨で大忙しの一週間でした。
水曜日は臨時に「さわやかモーニング」でも
大雨への警戒を呼びかけましたが、
その日、交通機関に乱れが出るなど、
生活に大きな影響がありましたね。
ただ、土砂災害や浸水などによる
大きな被害の報告が入っていないのが幸いです。
適度に恵みの雨になって良かったですね…
…と思っていたら、
tenki@kry.co.jpに、こんなリポートが届きました。
長い梅雨の中休みで、先週、先々週と、
干からびてしまった、田んぼの様子。
先週のリアルタイムやまぐちでも紹介しましたが、
今週、大雨のあと、どうなったのか、
再び、リポート頂きました。
こちらは大雨直後、水曜日の様子。
しかし、その翌日、木曜日になると…
地割れに水が染みこんだのか、すでに水は引きはじめ、
稲の代わりに雑草が生え、
地主さんによると、今年は田植えは出来ない、とのことだそうです。
梅雨入りの頃から、しっかり水が多ければ、
田植えも出来ていたでしょうし、
地割れもひどくならなくて済んだはずです。
せっかく雨が降っても、時すでに遅し、だったようです。
梅雨トータルの雨量は、先週までの平年の3分の1程度から、
平年並みから平年の7~8割程度にまでなり、
ダムの水も心配ない状況ですが、
「恵みの雨」と喜んでばかりもいられない所もあるようです。
天気は予測することは出来ても、変えることは出来ず、
ムラのある雨の降り方は、どうすることもできませんが、
せめて「いつも通り」から外れすぎない天気で
あって欲しいものです。