人間で良かった!?
2007年5月25日 カテゴリ:お天気や
川のほとりでホタルが見られるようになった、という話を
耳にするようになりました。
そこで、きょうのさわやかモーニングでは、
ホタルの話題をお伝えしました。
ホタルの光は、恋のパートナーを探すための交信手段。
なんとも幻想的かつロマンチック…とウットリしてしまいますが、
ホタルにとっては、実は厳しい戦いが
繰り広げられているのを知ってましたか?
ゲンジボタルでは、オスとメスの比率が30:1、
恋の成就率がたった3%程度、という説があるんです。
なぜ、オスが圧倒的に多いのか、
それはオスはメスを探して飛び回るのに対し、
メスは草の茂みの中でオスのラブコールを待っているため、
オスの方がクモなどの天敵に狙われる可能性が
高いからだそうなんです。
オスは、命を顧みず、
気象予報士の合格率(約5%)より可能性の低い、
恋の成就を目指して、命を燃やすのです。
ホタル鑑賞はロマンチックな光が魅力的で、
デートにも最適ですが、もし女の子に振られてしまっても、
ホタルに比べれば人間で良かった、と思うべきなのかも。