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昭和の 焼きそば

2024年06月23日

昭和46年生まれ52才、高橋裕です。
今日は「昭和の 焼きそば」で30分。
 
昔、ボートレース場内で、客席の上の方で焼きそばだけを売る、ちっちゃな店がありました。肉、野菜なし、具は天かす、削り節、ソース、だけ。シンプルな味でよく売れてました。値段は確か90円か、100円だったと思います。
 
子供の頃、家で食べる焼きそばには、お肉が入っていませんでした。当時、やっぱり家では、お肉は贅沢品。でも、肉の代わりのタンパク質をと考えたのでしょう。代わりに入っていたのは竹輪です。
麺、キャベツ、竹輪、ウスターソースだけのシンプルな焼きそばが「昭和の焼きそば」です。
 
私が小学生の頃には、自宅から歩いて1分もカカラナイ場所におばちゃんが経営してるお好み焼きのお店が2軒並んで営業していました。
ヤキソバが食べたい時は迷わず、200円で安くてウマイ、豚肉代わりにクジラベーコンが入ってる店に行ってました。
 
「昭和の焼きそば」といえば、実家のラーメン店で使っていたゆで麺を使って作った焼きそばです。味付けは、中華スープとしょうゆで、具材はソース焼きそばと一緒でした。"まかない"だったようです。
 
関西に住んでいる時、商店街の中にあったお店の焼きそば。いか、キャベツ、そばをラードで炒めて、舟に載せて、青のり、鰹節、紅生姜。とっても美味しかったです。母が買い物している間、お店で食べながら待っている事もありました
 
焼きそばは家で食べる物だったのですが、中学生になって友達と初めてお店の焼きそばを食べました。
大きな鉄板で焼かれた焼きそばはやっぱり美味しくて感激しました。私の行っていたお店は、楕円のアルミのお皿に盛られているタイプで、私は一番安い野菜のみの焼きそばが好きでした。
その後、そのお店の入っていた商業施設が閉店し、お店もどうなったかわからず、もう2度とたべられないと思っていたのですが、友達があのお店の幟をスーパーで見かけて行ってみると店内の一角でやっていたよ、と教えてくれました。
その幟を見ては立ち寄っていましたが、ある日おじさんに「お店を出さないんですか?」と聞くと、「こっちのやり方の方が楽なんよ。」との返事。
宇部市の昭和世代の方はご存知だと思いますが、店名は南アメリカの大きな河の名前です。
 
昭和の焼きそば、スーパーでソース付きの物を買うと、付いているソースは粉末でした。
粉末ソースは今でもありますが、あえて、よく混ぜずに、あえて味の濃い場所を作るのが好きです。私は粉末派です。
 
さて、次週、6/30のテーマは「昭和のミイラ」で行きましょう。山根さんがコレいいんじゃない♪と言い出したテーマ。今週寄せられた「この番組のおかげで脳みそフル回転で記憶を引っ張り出してます」というコメント通り、記憶を引っ張り出して、「昭和のミイラ」メッセージお待ちしております!
 
そして、ご昭和くださいのYouTube動画、毎週水曜日更新です!
https://www.youtube.com/watch?v=wrrJw6wY__Y今週は「昭和の親切」
“5年くらい冷凍してもらいたい”という山根さんトーク、絶好調です!


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