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昭和の 掃除

2024年01月28日

昭和46年生まれ52歳、高橋裕です。
 
 
昭和の掃除で一番に思い出すのはテレビのプロレス中継で、外人レスラーがもらった花束で日本人レスラーをしばき倒し、散らかった花を、三菱掃除機「風神」が綺麗に掃除するという毎週お約束のシーンです。子供ながら強靭なプロレスラーを花でしばいた位でダメージはないだろうにと思ってましたが、スポンサーの都合ですよね。
 
昭和の掃除といえば、ヒゲダンスのバケツ回し。小学6年生の頃、バケツ回しチャレンジなるものが流行りました。先生が他の掃除場所の見回りをしている間を狙ってやっていました。
無事に回し終わり、安心してバケツを置こうとした瞬間、なぜかふらついて廊下に水をこぼしてしまう者もいたなあ。また拭かないといけん。
 
昭和の掃除で思い出したのは、車の車内掃除用に買った充電式掃除機です。この掃除機、なんと、充電時間=8時間とかで、使用時間=5~10分というものでした。しかも、充電しながらは使えないのです。
リチウムイオン電池が未だ無い時代、男にとって車の掃除が欠かせなかった時代、コイン洗車場も未だ無かった時代、こんなチンケな性能の掃除機でも「無いよりは、かなりマシ」でした!
 
高校を卒業して一人暮らしを始めた頃、掃除機を持ってなかったので、ほうきとちりとりで三畳一間の部屋を掃除していましたが、何かの本で畳に茶殻を撒いてから掃くと埃が立たないと知って、やってみたら本当に埃も立たないし、お茶のいい香りもして役に立ちました。
当時はペットボトルのお茶も売ってなかったし、流し台もない部屋に住んでても、ちゃんと急須にお茶っ葉を入れてお茶を淹れてたからできた掃除の裏ワザでした。
 
昭和40年頃、小学校の掃除で、ぬかぞうきんを使っていました。布で作った袋に、ぬかを入れて雑巾にしていました。田舎の小学校(久保小学校)だったので、ほとんどの人が農家で、ぬかは、家にたくさんありました。
当時の学校の廊下は板張りの廊下だったので、ぬかぞうきんで磨いて廊下の艶を出していました。私が教員室の前の廊下の掃除の担当だった時、普通にほうきを使って掃除をした後、残った時間で教員室の入口の所、30cm四方を集中的に磨き上げていました。
 
「昭和の掃除」と言えば、中学校の掃除の時間を思い出しました。掃除の時間には椅子を机の上に載せ、机をつって教室の後ろに揃えます。(名古屋では、机を釣り上げて移動させることを“机をつる”と言います。)そこで、できた空間がYくんのステージです。
当時、ザ・ベストテンが始まり、中学生男子の間で世良公則&ツイストが絶大な人気を誇っていました。Yくんは「銃爪」を長いホウキを使って見事なマイクパフォーマンス!!みんなの人気者になっていました。大目に見ていた担任の先生も案外好きだったのかもしれませんね…
 
小学校時代の冬の掃除の時、ブリキのバケツをさげて、泊まり込みの学校職員さんのお風呂の前日の残り湯をもらいに行き、雑巾を洗うのに使っていました。今でも生ぬるいお湯の感触や皆で拭き掃除していたころのことを思い出します。
 
昭和57年、20歳の頃親に買ってもらった中古車。綺麗にしていたのでドキン!(土足厳禁)で、少しでも土が入ると掃除したり煙草を吸っていたので、少しでも吸殻があると車内灰皿を掃除したりしていました。
 
 
さて、次回1/28も「昭和の掃除」で行きましょう。
近所の公園の掃除、溝掃除、風呂掃除、モップ、雑巾、吸わない掃除機、トイレ掃除etc.昭和時代の掃除の思い出・エピソードをお待ちしております。
 
 
そして、ご昭和くださいのYouTube動画、毎週水曜日更新です!
https://www.youtube.com/watch?v=ksA-AxR21lk
今週は「昭和の寄せ書き」。
山根さんの口癖「テレビが言ってたんだけど…」。この度、何って言っていたのか!?お楽しみに。


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