ちひろとみすゞTime

ちひろとみすゞの朗読Time

8月16日にご紹介した金子みすゞの詩

『お坊さま』
お盆の光景のひとつには、法事で大忙しのお坊さまの姿がありますね。この猛暑の中での大移動は本当に大変な毎日のことと、お坊さまに暑中お見舞い申し上げたい気持ちいっぱいになりますが。この詩は、みすゞさんが小さい頃の思い出なのでしょうか。3歳になる直前に父親を亡くしたみすゞさんの、ちょっと切ない思いが綴られています。
どこかの知らない旅のお坊様は、自分のお父さんじゃなかったのかしら・・・と、そう思いたい気持ちが伝わってきます。遠い昔の思い出が、最後に綴られているたんぽぽ色の、今にも消えそうな昼のお月さまと、一緒に溶けていくような、そんな余韻が残ります。

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