KRY山口放送のパーソナリティー「北川 加寿美」のブログです。

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ロンドンオリンピック雑感

部屋の片隅に、”2008年8月17日”の読売新聞の朝刊がある。

一面を飾るのは、「ボルト9秒69世界新V」の文字と写真、

そして、

「吉田連覇」の文字と、監督さんに肩車されている吉田選手の写真。

今朝、メディアはこぞって、
吉田沙保里選手の金メダルを称えていた。
見事三連覇となった今回は、
「お父様を肩車している」吉田選手がいた。

この4年間、ボルト選手も吉田選手も、
決していつも順風満帆ではなかったときく。

私の新聞が、色あせるだけの時間、
彼には、彼女には、どんな時間だったのだろう。(´¬`)

そして、この日、この時に照準を合わせて、勝ち取った勝利。

ただ、ただ、すばらしいと思う。

*****

メダルをとるかとらないかは問題ではなく、さらに、
メダルの色は問題ではない、と本当に思う。
例えば、銀も、金と同じく、ただ一つのメダルなのだ。

ただ、
同じメダルを比べると、多くの競技において、
やはり「オリンピックのメダル」は特別なもの。

今回、卓球を見て、あらためてそう思った。

学生時代はバドミントンをやっていた私だけど、
中学時代は卓球部だった。(っ`・ω・´)っ
バドミントン部がなかったので、
「一番近そうなものを」というのが動機だったけれど、
3年間、私なりにかなり激しくのめりこんだ。
私なりに納得のいく成果もあった。

その時代のお話。(o^-‘)

ある試合を前に、中学生(と小学生も?)を対象に講習会が開かれた。

指導してくださったのは、往年の名選手、男女1名ずつ。

まだ卓球を始めたばかりのころで、
うろ覚えで本当に申し訳ないのだけど、

男性は、伊藤繁雄さん(周南市出身)だったと記憶している。

女性は、…山中教子さんだった…と思う。(--;)

個人的にも声をかけていただき、
ラケットケースにサインもいただいた。
(ただ、濃い色のケースのため、サインがいまや鮮明には
 読みにくく…。)

そんな中でも、個人的にいただいたアドバイスは
もちろん覚えている。

そして、全員の前で話されたことも。

――日本の卓球黄金時代、世界選手権では何度も金メダルを
とった。(具体的なお名前を挙げて話された。)
もし、オリンピックの正式競技であったなら…。――

その時、スポーツには、オリンピックの正式競技に
なっているものとそうでないものがあることを知った。

そして、アスリートにとって、”オリンピックのメダル”
というのがどれだけ重いものか、ということをあらためて感じた。

だから、今回、”日本卓球界初のメダル”は、
とても大きな価値のあるものなのだ。

1988年に正式競技となって以来、初めてのメダル。

それは、それ以前に活躍していた、
先輩諸氏の思いも乗せてのものだったのだろうと思う。

*****

数々の、世界トップクラスの力と技が、
家にいながらにして見ることができる。

そんな幸せな時間もあとわずか。(>_<)

だけど、いつも全国区の高校野球を、
家にいながらにして見ることができる。

そんな幸せな時間が始まった。(人*´∀`)

さあ、この週末は、宇部鴻城高校を応援して、
オリンピックもしっかりとチェックして。

幸せな忙しい時間がすごせそうです。゚.+:。(≧∇≦)ノ゚.+:。