4月6日日曜。
「岩国行波の神舞」を鑑賞してきました。
岩国行波の神舞は七年限祭、つまり6年に一度
河川敷に建てられた神殿で全演目が奉納されるもの。
私がはじめてみたのは平成7年の春。
以来、ほぼ毎回行っています。
「行波の神舞」は
早朝から夜遅くまで続く行事。
注目されるのは松登りの「八関」ですが、
私は、その前のいくつかの演目もお気に入り。
それぞれに見ごたえがあります。
例えば、「荒霊武鎮(こうれいぶちん)」では、
四季を示すそれぞれの色の幟を腰にさして、
東西南北それぞれに舞が奉納されます。
6年に一度。
舞手も「世代交代」しているみたいですが、
変わらず継承されています。
しかし、前日の前夜祭、当日は早朝から夜遅くまで、
祭りは続きます。
舞い手も、笛や鳴り物の「楽」も、かなり体力が必要なはず。
そして、
おそらくは、一人何役も担っておられるだろうから、、、
考えるだけで、相当な体力と持久力、それに集中力も必要だろうなあ、と。
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「八関」の松登り。
松を登る江木さんは、今回で3回目だそう。
皆でその姿を見守り、・・・。
綱を渡って無事帰って来ました。
会場が、安堵のためいきや賞賛の拍手に包まれました。
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祭りは、この後も、深夜まで続きました。
祭りを継承されている関係者の方々に
私も観客の(そしてファンの)一人として感謝。
では、また、6年後に。