KRY山口放送のパーソナリティー「北川 加寿美」のブログです。

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あえてタイトルは書きませんが…!?

子どものころに、「はまった」漫画は、多くの人にあると思う。
私にも、ある。
小学校6年生の時、同じクラスの女の子の家に
遊びに行って見せてもらった、その少女マンガは、
それまでに私が読んでいた、フランス革命を舞台にしたものや、
テニスのスポ根ものとはまったく路線の違うタイプの、
絵とストーリーだった。
 
国際的情報機関のエージェントと、国際的美術コレクター(大泥棒)が
展開する世界をまたにかけたストーリーは、
またたく間に私を魅了した。
 
そのマンガを通して知った、NATOやKGBという言葉を見つけたくて、
新聞の社会面の記事を読んでみたりもした。
 
後年、演劇のバイブルともなる、いまだ未完の少女マンガもそうだが、
こうしてはまったマンガの中の印象に残った場面は、
その絵柄やセリフ、モノローグなどを、
ほぼ完璧に(いまだに)覚えているのが、我ながら笑える。
 
その情報機関を舞台にした少女マンガは、
本当にいろんなことを教えてくれた。
直接でなくても、それをきっかけに調べたりしたものも含めると、
その影響力ははかりしれない。
 
その少女マンガの作者が、同じ山口県の出身だったことも、
長くファンを続けている理由の一つかもしれない。
 
 
『水野英子 青池保子 文月今日子 
少女マンガ3人展~しものせきより愛をこめて~』
 
下関市立美術館で、今日から開催です。