ご昭和ください

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昭和の 故障

2024年04月07日

昭和46年生まれ52才、高橋裕です。
 
令和6年度シーズンが始まりました。
番組開始13年目のシーズンもよろしくお願いいたします。
今日は「昭和の故障」で30分。
 
 
炊飯ジャーの蓋が、閉めてしばらく経ってから勝手にパカッと開いて、保温中に開いたのに気づかないと中のごはんが乾いてカチカチになったことがありました。蓋を閉めた時はカチッと閉まるんだけど、時間差で開くのが困りものです。
故障かなと思いましたが、内釜の周りの蓋が合わさる部分にごはん粒を落とすと、ごはん粒が乾いてカチカチになって蓋の閉まりが甘くなり、時間差で開くことがわかり、その後は内釜の周りにごはん粒が落ちてないか気をつけるようになりました。
 
昭和30?40年代前半頃のテレビは、よく故障していました。テレビが映らなくなると、まず、たたく。案外、たたくと治るのは接触不良が原因だと思うんですが、叩いても治らない場合は修理を依頼していました。テレビ屋のおじさんは、革のアタッシュケースを開けると、様々な形の真空管がびっしり入っていて、何本か取り替えると不思議とテレビは映るようになりました。
最近では、家電や時計など修理する事は少なくなりましたね。
 
子供の頃、とにかくおっさんは、テレビとか、ラジオが調子悪いと、しばいてました。そして、揺さぶってみる。
ひどいおっさんは、「少しあぶってみい、」とか言って一斗缶で火をたいている所にラジオを持って行き、わやをしてました。
でも、不思議と直る事が多かったんです
 
「昭和の故障」と言えばやっぱりテレビですね、
最初に買ったテレビのチャンネルはダイヤル式でした。
ある時、ダイヤルをひねって、手を離すと映りが悪くなりました。手を離すと接点がずれる様になってしまったのが原因でした。
そこで、我が家の対策はというと…
ダイヤルの ひねる部分とテレビ台の間に「つっかい棒」をかませて、接点を合わせる原始的な方法です。ダイヤルに合わせて長さの違う棒をそろえてました。振動で「つっかい棒」が外れてしまうので
テレビを見ている間は近くでドタバタしないルールができました。
 
新車を買う契約をして、それまで乗っていた車は下取りに出すことにしました。
納車日が決まり、下取り車での最後のドライブは先輩を乗せてのゴルフ。
ゴルフが終わって国道を走っていると、突然エンジンが停止、ギヤをニュートラルに入れて惰性で走り、何とか道路沿いの空地に停車できました。
携帯電話を持っていない頃で、近くに公衆電話も無い、少し歩いて、近くの会社で電話を借りディーラーに連絡しました。調べてもらうと、タイミングベルトが切れていました。
 
父が若かった昭和30年代、川崎駅前やトンネルの中で車が故障しても自分で修理していたと、自慢していました。しかし、埼玉に引っ越した昭和55年、家族旅行中に車が故障した時は「今の車は複雑すぎる」と言っていました。なんとか修理店までたどり着き、帰る事ができました。
 
さて、次回4/14も「昭和の故障」で行きましょう。機械絡みの話が多くなるんでしょうが、車やテレビ以外のお話もお待ちしております。
エアコン、お風呂、おもちゃetc 今年度も“ご昭和リスナー”の皆さんのニッチなネタお待ちしておりますよ~。


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