ご昭和ください

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昭和の赤ペン

2022年05月22日

昭和46年生まれ50歳、高橋裕です。
 
今週は「昭和の赤ペン」で30分。
 
 
中学3年生の時の担任の先生との個人ノートに、先生が返事を赤ペンで書いてくれました。進路相談などマジな内容もありましたが、ほとんどくだらない話が多くて交換日記のようでした。先生も忙しい中、良く付き合ってくれたと思います。
 
中学生の時、数学が苦手だった私は、夏休みの宿題の数学のドリルを全然やっていきませんでした。9月1日に先生に提出…ではなく、先生が答えを言って生徒に自己採点させたので、みんなが赤ペンで丸をつけている時、私はこっそり鉛筆で先生が言った答えをドリルに書き込んで、そこに赤ペンで丸もつけていました。
 
中学2年生の期末テストの英語で、50点満点で4点を取りまして。能天気な私もさすがに悩みました~。その時、「中ニコース」という雑誌で、郵送して添削をしてもらえる英語の資料を見つけました。試しにやってみると、赤ペンで丸つけをされ、【頑張ってね】と優しく赤ペンで書かれていました。自分は勝手に美人先生を妄想し英語を頑張った結果、3年生の時のテストは満点を取るようになり、高校受験も成功しました。
あの赤ペンでの優しい書き込みは、私の人生を変えていただきました。美人先生、ありがとうございました。会ったことありませんけどね。
 
中学の夏休み課題で、英語の文章を読み、カセットテープに吹き込んで提出するというのがありました。父親のカラオケセットで、古いカラオケ音源テープのツメにセロハンテープを貼ってマイク録音し提出しました。後日、英語の先生からカセットテープが返却されたのですが、赤ペンで書かれたメモ紙がついていて「声が大きくてとても良いですが、カラオケの曲間にエコー利かせて録音するのは気色悪いので、次回からは普通に録音してください。」と書いてあり、とても恥ずかしかった記憶があります。
 
父が寝台特急「あさかぜ」で出張から帰ってきたときのこと。お土産で買ってきたのが普通の赤鉛筆ではなかった。紙巻きで紐が出ていてそれをひと目盛り引くと芯が剥けるダーマトグラフというタイプの赤鉛筆でした。
この赤鉛筆を筆箱に入れていると、隣の席の女子が、めざとく見つけて「これなん?」と聞くので、「削らんでもええそいね!」と言うと「私もやってみたい!」と紐を引きました。くるくるっと剥けて芯が出ます。「わーすげー!」一瞬であたりは大騒ぎ。私も、俺も、あたいも、ワシも・・・私の赤鉛筆は、一瞬で芯だけになりました。
 
昭和の赤ペンで思い出したのは、「赤青鉛筆」。小学生の頃、テストの自己採点や教科書やノートの大事な所に線を引く時、等に使っていました。特長としては、「赤だけが先になくなり、青が余る」「六角形でなく“丸”なので、よく転がって机から落ちる。そして芯が柔らかいので100%折れる」でした。
 
 
さて、次週、5/29のテーマは「昭和の瓶(ビン)」で行きましょう。牛乳、コーラ、ビール。ウイスキーや焼酎、風邪薬も小さな茶色い瓶でしたよね~。
次週もお待ちしております!
 
 
そして、毎週水曜日更新のご昭和くださいYouTube動画もどうぞご覧ください。
今週は「昭和の磁石②」
https://www.youtube.com/watch?v=Zo-zehjpN6E
千葉からのリスナーさん、増えてます!っていう回です。
ぜひ、覗いていただいて、👍ボタンを!


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