大人の音楽堂 ブログ
ERIC CLAPTON
2025年03月31日
エリック・クラプトンは比較的リアルタイムで体験しています。今月で80歳。来日公演が楽しみです。全くもって安心安全そして期待を裏切ることのないライブはさすがです。個人的には1970年代の少し危なっかしい感じが大好きですね。「461オーシャン・ブールヴァード」で復活。しかしまだアルコールが抜けてなく少しふらついた感じのライブは今でも飽きません。初来日公演のブートは聴きまくりましたね。Gibsonエクスプローラを構え加えタバコ、独特のナチュラルトーンのギター。なんてカッコいいんだろう…そんな気がします。私の部屋の壁にはその当時のクラプトンの写真を飾ってます。
今回は名盤「スローハンド」「バックレス」「マネー・アンド・シガレッツ」そして「ノー・リーズン・トゥ・クライ」からセレクト。渋めの選曲です。体調も落ち着いて来たクラプトンがとても心地よさそうに演奏してます。マイペースなのでしょうが、比較的精力的にアルバムづくりをしている事に気付きますね。素晴らしいです。
さて次回はさかのぼって1960年代中頃から後半のエリック・クラプトン。ブルース・ブレイカーズ、クリームをセレクトします。お楽しみに。
今回オンエア
I’VE GOT A ROCK’N’ROLL HEART
EVERYBODY OUGHTA MAKE A CHANGE
PROMISES
COCAINE
LAY DOWN SALLY
WONDERFUL TONIGHT
HELLO OLD FRIEND
BOB DYLAN COVER2
2025年03月24日
リスナーの皆様いつもありがとうございます。毎週土曜日の夕方ロックのお時間にお付き合い感謝します。今さらですが日常に音楽は不可欠なのであります。その卓越した技術や感性は私達ロックファンに何か素晴らしいものをくれます。さて今回はボブ・ディランカバーの後半。やはりローリング・ストーンズのカバーする「ライク・ア・ローリング・ストーン」はいいですね。当時スタジアムクラスのライブ会場でツアー中、小さなホールで開催されたアコースティック中心の美味しいライブ盤「ストリップド」。この曲を聴くだけでも価値があるカバーですね。やはりボブ・ディランは偉大なのであります。皆が目指すところなのでしょうか、その世界観はロックの「核」のような気がします。
ボブ・ディランについては個人的には、やはり高校の卒業記念に行った初来日公演が未だに強烈に印象に残ってますね。強烈でした。隣の席に河島英五さんが来ました。それも驚き。とにかくボブ・ディランはカッコいいのです。多くのミュージシャンに支持される事をみれば明らかですね。生きる伝説なのです。メディアはもっと彼を取り上げるべきですね。ボブ・ディランがザ・バンドをバックバンドにしたことも今となって考えると奇跡のような事です。アルバム「偉大なる復活」は個人的にはバイブルのような記録です。エリック・クラプトンもロッド・スチュワートも敬意を込めてカバーしています。ラストにかけたデイブ・メイスンの「見張り搭からずっと」は最高のアレンジですね。素晴らしいライブ音源です。
次回は来日直前エリック・クラプトンの1970年代後半から80年代始めの曲をセレクトします。お楽しみに。
今回オンエア
ERIC CLAPTON/BORN IN TIME
ROD STEWART/IF NOT FOR YOU
THE ROLLING STONES/LIKE A ROLLING STONE
DEEP PURPLE/WATCHING THE RIVER FLOW
THE BAND/I SHALL BE RELEASED
DAVE MASON/ALL ALONG THE WATCHTOWER
BOB DYLANのカバー前半
2025年03月17日
ボブ・ディランって、我が国ではもっともっと評論されるべきミュージシャンです。シンガーソングライターとしては頂点の存在ということは言うでもありません。時代を反映した名曲の数々はその後、楽曲は未だ色褪せる事はなく、ますますその存在を絶対的なモノにしています。映画「名もなき者」は期待以上の出来栄えに私の中のボブ・ディラン熱がまたも燃え上がってしまい毎日聴いております。
いろんなジャンルのミュージシャンがカバーしていますが、今回は番組でもお馴染みのビッグネームをセレクト。リッチー・ブラックモアのボブ・ディランへの入れ込みは有名。今回はブラックモアズ・ナイトの「時代は変わる」をセレクト。さすがのリッチー・ブラックモアです。そしてロバート・プラントの「コーヒーもう一杯」最高です。そして、やはりガンズ・アンド・ローゼズの「天国の扉」はやはり圧巻。ハードロックバンドとして素晴らしいアレンジだと思います。この曲はエリック・クラプトンがカバーした時のレゲエバージョンは未だに大人気。ライブの定番になっていますね。自分でも演奏したいです。それとジョニー・ウィンターがライブの定番にした「追憶のハイウェイ61」もカッコよすぎ。
前にも書いたかもしれませんが、ボブ・ディラン初来日のコンサートに(高校の卒業記念がどうかわかりませんが)一人旅で大阪枚方松下電機記念体育館に行きましたよ。衝撃とはこのことと今でも焼き付いてます。その時のライブ盤がオフィシャルで出ていることには感謝です。とにかく音楽はどのジャンルでも終わりがないくらい奥が深いのです。ボブ・ディランが今の若いミュージシャンに引き継がれることを望みますね。ボブ・ディランってメロディー、歌詞、アレンジ、ルックス、使用楽器などなど…とにかくあか抜けているんですよ。起用するミュージシャンも偶然かもしれませんが見事にかっこいい。皆様ボブ・ディランを聴きましょう。次回は後半です。最高ですよ。
今回オンエア
ROBERT PLANT/ONE MORE CUP OF COFFEE
BLACKMOER’S NIGHT/THE TIMES THEY ARE A-CHANGIN’
JIMI HENDRIX/ALL ALONG THE WATCH TOWER
GUNS N’ ROSES/KNOCKIN’ ON HEAVEN’S DOOR
JOHNNY WINTER/HIGHWAY 61 REVISTED
BLACK SABBATH 1997
2025年03月10日
私たちの世代のハードロックファンとしては、その手のサウンドを聴き始めた頃(1972年くらい)ブラックサバスの優先順位は少し後というのが正直なところです。やはりレッド・ツェッペリン、ディープ・パープル、グランド・ファンク・レイルロード等々、そこにプログレやエリック・クラプトンにジェフ・ベック・グループ等々が優先で、ブラックサバスはラジオでオンエアされるのも少なかったと思いますね。やはり彼等のイメージに当時の日本ではまだまだついていけなかったと思います。今1971~1972年辺りのアルバムのライナーノーツを読んでも、評論家という方はなんとなくちんぷんかんぷんな事を書いてます。まぁそれも歴史です。
個人的に聴きこんだのはオジーがソロになってからですね。ロニー・ジェイムス・ディオが加入して様式美が加わったサバスから…それまでは代表曲くらいしか知らなかったので、オリジナルメンバー時の作品を聴きまくってその凄さに驚きます。イアン・ギランが加入した時もありますね。
ホームビデオが出た頃ブラックサバスのソフトを友人が購入。なぜかオジーはステージ上手で踊りながら歌っていてなんか不思議な気がしたのを覚えています。とにかく魔界をイメージさせるサウンドは後のその手のミュージシャンに大きな影響を与えました。
さて今年の7月に彼等の出発点、故郷のイギリスはバーミンガムで本当にラストとなるオリジナルメンバーでのコンサートが予定されています。大魔王大復活的な感じですね。これはハードロックの大きな1ページになることは間違いないでしょう。オープニングにはガンズ・アンド・ローゼズ、メタリカ等々ビックネームが名を連ねています。おそらく日本からも熱心なファンは行くことでしょう。オリジナルブラック・サバスのサウンドはなんとなくシンプルな構成というイメージがありますが、とんでもない、独特なリフとヘヴィーなリズムにオジー・オズボーンの分かりやすいメロディー…とにかくヘヴィーなのであります。歌詞をみてもなんとなく文学的な感じもします。確かに悪魔の世界ですが…
今回は「リユニオン」、1997年のライブから代表曲と当時のスタジオレコーディング2曲をセレクト。さすがです。トニー・アイオミ、ギーザー・バトラー、ビル・ワードそしてオジー・オズボーン。この四人の名前を聞くだけで嬉しくなりますね。ハードロックにおいて絶対的な存在ということは言うまでもありません。是非とも動画をデカい音で楽しんでいただきたい。
次回は映画「名もなき者」が大好評とのことで、ボブ・ディランの有名どころのカバー集です。お楽しみに。
今回オンエア
SABBATH BLOODY SABBATH
IRON MAN
PARANOID
PSYCHO MAN
SELLING MY SOUL
King Crimson
2025年03月03日
プログレッシブ・ロック、旋律の美しい曲…結局初期の「クリムゾンキングの宮殿」「ポセイドンのめざめ」になってしまいましたが、やはり素晴らしい曲だらけですね。オンエアでも話しましたが中学時代から聴いていても全く飽きない。フルートとメロトロン、そして個性的なドラムと歌がたまらんですね。1969年のファーストアルバムは当時のロックシーンに衝撃を与え、The Whoのピート・タウンゼントは「完璧なアルバム」と評しています。スローテンポの中に幻想的世界観を感じ、バンドとしてのアレンジとアンサンブルの素晴らしさ。初期にして頂点に達しています。イアン・マクドナルドとメル・コリンズによる大胆なフルートの活用。そしてメロトロンが奏でる何とも言えない空気感の演出。
この時代、シンセサイザーは一般的ではありません。鍵盤ひとつひとつにあらかじめ楽器等の音色が録音されたテープがセットされていて画期的…それがメロトロン。シンセサイザーの登場、進化によりメロトロンは姿を消しますが、その存在はロック史に刻まれています。
アナログなので空気が揺れていることに気づくことでしょう。左右に振られた音は大きなステレオもしくはヘッドホーン等で確認できます。バンドメンバー間のいざこざが残念でしたがこの2枚のアルバムは傑作中の傑作であることは間違いないですね。
次回は今年7月5日に故郷バーミンガムで本当に本当のオリジナルメンバーでのライブパフォーマンスが決定したブラックサバスです。元祖ヘヴィメタ…お楽しみに。
今回オンエア
I TALK TO THE WIND
CADENCE AND CASCADE
IN THE WAKE OF POSEIDON
MOONCHILD
YES/CLOSE TO THE EDGE [危機] 1972
2025年02月25日
超絶技巧の演奏だがメロディアスで聴きやすいという特徴を持つYES。初来日は1973年の3月で、まだまだROCKミュージックに不慣れ…というか無知な日本の評論家は「彼らのアルバムはライブで再現できない。ライブはオケ(事前に録音したものを流す)だ」なんて幼稚なことを言っていましたが、コンサートを体験した後には開いた口が塞がらない状態だったそうです。サポートメンバーなんていません。若者5人が生演奏でアルバム以上の演奏をしたのです。我が国でのプログレッシブ・ロックは既にPINK FLOYD、EL&Pが屋外ステージでライブをしていましたが、YESは特別でした。この時私は田舎の中学2年生。とても会場まで行けません。レコード、ラジオそして音楽誌「ミュージックライフ」が情報源でしたからその年にライブアルバム「YES SONGS」が出たときは嬉しかったですね。しかもLP3枚組。感動でした。
さてYESの1972年のアルバム「危機」からタイトル曲を今回紹介。約19分弱の大作で、LPレコードのA面を占めます。前作の超名盤「こわれもの」の大成功に続くイエスの代表作です。二十歳代前半の5人の若きミュージシャンが当時としては全く例の無い、新しい世界観を作り上げました。アメージングな世界観が幻想のように、聴くものそれぞれがイマジネーションを呼び起こすのです。何と言っても各メンバーの演奏力の凄さ、そしてアレンジ力、アンサンブルの凄さ。プログレッシブ・ロックの頂点がこの「危機」と言ってもいいでしょう。このアルバムから大作主義がしばらく続き、この次のスタジオアルバム「海洋地形学の物語」なんかはその代表でしょう。
さてこのアルバム「危機」、聴けば分かりますがすごいのはメロディの良さ。ただ単に演奏力を見せつけるのはある程度テクニックがあるミュージシャンなら出来るでしょう。しかし、マニア以外のロックファンに伝えるにはそれなりの構築美が必要となってきます。YESは自分達のポリシーをキチッと守り、少しも媚びずにキチンとしたものを聴かせてくれて、しかも感動的です。ある意味難しく感じるプログレッシブ・ロックと、ロックン・ロールとの架け橋かもしれません。メンバー5人は、それぞれの楽器はこうして演奏するものだとも教えてくれました。中学生の時に同級生の部屋で初めて聴きましたが、感動はますます大きくなっています。やはり「危機」「こわれもの」は一家に1枚ずつ必要です。なんて素晴らしい曲なんだろうといつも思います。KRYラジオでオンエアさせていただき感謝ですよ。最高。バンドっていいですね。
映像作品の「YES SONGS」は必ず観ていただきたい。若き日のイエスがそこにいます。次回はこの流れで、プログレッシブ・ロックの中でも美しい旋律の曲をセレクト。お楽しみに。
今回オンエア
Close To The Edge“危機”
Siberian Khatru
再結成イギリス Led Zeppelin 後半
2025年02月17日
Led Zeppelin一夜限りの復活の後半。アルバムで言えば2枚目から定番をセレクト。永遠の名曲の名曲、世界遺産的な「天国への階段」。誰もが知る曲。これを聴きにきたファンも多いはず。今回はあまりアグレッシブさは無く、非常に丁寧に演奏されています。ロバート・プラントの声も後半に来てどんどん冴え渡ってきます。
続いて間髪入れず「永遠の詩」。あのものすごいベースラインにやはりやられました。メンバーを支える音響オペレーターは緊張感の中に燃えるものがきっとあったはず。俺がLed Zeppelinの一夜限りの復活の音を作っている…なんて幸せな仕事をしているのだろう的な感じだったことでしょう。
さて外す事の出来ない曲「カシミール」。いつ聴いても素晴らしいリフと音圧。とにかくミラクル。どのバンドも太刀打ち出来ない世界観を出すのが彼等です。ジョン・ボーナムは若くして死去したことはとても残念でしたが、息子ジェイソンが最高のドラミングで魅了しています。彼曰く「Led Zeppelinで演奏出来る。なんて幸せな事だろう」。演奏後はその緊張感からの解放で床にへたり込んでしまったそうです。ラストは「胸いっぱいの愛を」「ロックンロール」。
夢のような2時間は本当に一夜限りでした。アーメット・アーディガンの追悼という事での復活ライブでしたが、会場に行けなくてもこの幸運なライブがCDやDVDで体験出来る。ありがたい事ですよ。俺がもう5年早くくらい生まれていたら、あの広島公演に行ってただろう…と、つまらない事を考えます。デザインアートグループ、ヒプノシスの映画が出来たらしいです。レッド・ツェッペリンとも深い関係があります。上映が楽しみです。そういえばジミー・ペイジの完コピ、ジミー桜井さんの「Mr.Jimmy」が周南で3月7日から上映です。これも楽しみ。
次回は久しぶりのYesの歴史的名曲です。お楽しみに。最高ですよ。
今回オンエア
Stairway To Heaven
The Song Remains The Same
Kashmir
Whole Lotta Love
再結成イギリス2 LED ZEPPELIN
2025年02月10日
ロック・シーンにおいて2007年12月10日は奇跡的で、とても重要な日です。Led Zeppelinが一夜限りの復活。アトランティック・レコードの創始者「アーメット・カーディガン」の追悼コンサートです。彼に関係深いキース・エマーソン、ロニー・ウッド、ポール・ロジャース等が顔を連ねています。といっても話題はやはりLed Zeppelinのライブ。解散後にライブエイドなど2回ライブをしていますが、その内容は決して満足するようなものではなかったと本人達が言っています。今回はそうはいかない。入念なミーティングとリハーサルを行い当日を迎えました。大騒ぎです。チケットは世界中から膨大な数の申し込み。その中からラッキーな18,000人が会場につめかけました。中にはLed Zeppelinを知らない富裕層の方々もいたそうです(まぁコネですね)。私はこれに申し込みしなかった事をとても後悔してますね。ほんとに後悔してます。さてライブは恐ろしいくらいの緊張感でスタート。意外にも何とオープニングはファーストアルバムの1曲目「グッド・タイムズ・バッド・タイムズ」。最高。このステージにかけるメンバーの気持ちがはち切れそうです、約2時間、珠玉のセットリスト。ロバート・プラントの声も冴え渡ってるし、1970年代のグルーヴが乗り移ってるような感じです。ロックの神が舞い降りてます。とにかくミラクルですね。オフィシャル音源と映像がリリースされたのはこのステージから5年後ですが、とにかく大満足。歴史的出来事です。このバンドの存在がロックなのです。宇宙の核です。次回はこの続きです。
今回オンエア
Good Times Bad Times
Black Dog
For Your Life
Nobody’s Fault But Mine 俺の罪
Trampled Under Foot
再結成イギリス
2025年02月03日
皆様、いつもメールありがとうございます。毎日ロックにどっぷりのかぐせんです。しかし寒いですね。さて再結成の大物バンドイギリス編。もちろん1984年のディープ・パープルでしょう。当時ロック界最大のニュースになりました。しかも黄金期のメンバーが集結。大騒ぎです。レコーディングは鉄のカーテンに閉ざされ、全くそのサウンドは表に漏れませんでした。さすがです。その大復活のレコードが手元に届いた時はとにかく大騒ぎの上に変な緊張感がありましたね。ロックファンにとってはとんでもないプレゼントです。当時はレコード、針をおろした後の衝撃は生涯忘れられない事でしょう。パーフェクト・ストレンジャーズ…なんて素晴らしいタイトルでしょう。プロ中のプロ…それ以上の出来です。貫禄とそのキャリアの引き出しの大きさに驚きましたね。再結成でよくある「昔の名前で出ています」的なことなんて微塵もなく、改めて本物に出会いましたね。今でも愛聴盤です。その次のスタジオアルバムの「ハウス・オブ・ブルーライト」これも素晴らしい。みんなはもっとDeep Purpleを聴くべきです。やはり素晴らしいハードロックですよ。
それとリッチー・ブラックモアさんのレインボーです。かなり頑張りましたが、黄金期に甦ることはなかったですね。やはりロニーやコージーの時代が強烈で、夢を再び…なんてことは厳しかった。そんな感じです。しかし、リッチーのロックシーンへの貢献は計り知れないものです。私ももっと聴き込んだら違う印象を感じるのでしょう。
リアルタイムで体験してきたDeep Purpleはしばらく続くでしょう。やはりパープルは私たちにとって最高なのです。
次回はたった1夜の再結成。あのバンドです。お楽しみに。おそらく2週になるでしょう。
今回オンエア
DEEP PURPLE
KNOCKING AT YOUR BACK DOOR
PERFECT STRANGERS
RITCHIE BLACKMORE’S RAINBOW
WOLF TO THE MOON
BLACK MASQUERADE
DEEP PURPLE
HUSH
大物バンド再結成アメリカ編
2025年01月27日
大好きなバンドが解散…支持してきたファンにとってはとても残念でショックな出来事です。しかし考えてみたら分かりますが、ミュージシャンとしては音楽性を変化させて新たなるものに挑みたいということがあります。長いことメンバーやスタッフとツアーをして、それが終われば新しいアルバム制作、会社からの「売れる物を作れ」というオファーの繰り返し…そのうち確執がおこります。そんなことが解散の原因でしょうね。
しかし時代が変化し、時代が求め、考え方も丸くなったり、人の話を素直に聞こうか…そんな風になったのかもしれません。もちろんお金の事も含めてでしょう。しかし、ファンにとってはとりあえずそんなことはどうでもいい。再結成して、またあのサウンドが聴ける。しかも新作。嬉しい限りです。特にEAGLESの再結成は衝撃的でしたね。どうせ再結成なら曲に一ひねり二ひねりしたいと考えたのでしょう。MTVのアンプラグドの企画もあって、名曲「Hotel California」に新しい命を吹き込みました。ライブでも体験しましたが凄い衝撃でした。さすがです。
EAGLESのほかThe Doobie Brothersは今も元気に活動しています。The ALLMAN BROTHERS BANDに関しては再結成後に広島までライブに来てくれました。LYNYRD SKYNYRDもそうですが、死去により既にオリジナルメンバーがいないこともあります。しかし再結成後の方がアルバムも多かったりするし、時代的に映像があるのはとてもうれしい。ラストにかけたCSN&Y…素晴らしいコーラスです。メンバーもかなりの高齢。デビット・クロスビーさんは2023年天国へ召されています。
個人的に思いますが再結成時の新譜はかなり気合が入っています。素晴らしいアルバムが多い。それはやはり彼らの意地やプライドでしょうか?次回はこの続き。お楽しみに。
今回オンエア
EAGLES/Hotel California
THE DOOBIE BROTHERS/The Doctor
THE ALLMAN BROTHERS BAND/Good Clean Fun
LYNYRD SKYNYRD/Smokestack Lightning
CSN&Y/Looking Forward
ERIC CLAPTON
2025年03月31日
BOB DYLAN COVER2
2025年03月24日
BOB DYLANのカバー前半
2025年03月17日
BLACK SABBATH 1997
2025年03月10日
King Crimson
2025年03月03日