大人の音楽堂 ~ういろう、ひねってみました~
毎週土曜日 夕方5:00~5:30
1970年代の音楽番組みたい…アーカイブス的洋楽中心音楽番組
伝説?のロック番組「金夜はロック座」「ジャンキーストリート」から10数年、三度復活!
黒船来航から約170年、ロック誕生65年。
山口放送の膨大な歴史的ライブラリーから山根由紀夫がリアルタイムで観た、聴いた、演奏してきた体験を生かし、制作者側の観点から選曲していきます。
型のエエ(・・)のを伝えていければ…と思います!!
Twist of Marley: A Tribute /Lee Ritenour
2025年05月12日
「ツイスト・オブ・マーリー ボブ・マーリーに捧ぐ」今回取り上げたアルバム。なんとあのジャズ・フィージョンギタリストの「リー・リトナー」がプロデュースとサウンド・ディレクター、もちろんギターも弾いています。ローリング・ストーンズのライブで人気の「リサ・フィッシャー」の強烈なヴォーカルが聴きどころ。日本でもお馴染み「マキシ・プリースト」等々が参加し、大人の雰囲気プンプンのとてもカッコいい作品に仕上がっています。
あまり泥臭くない程度にレゲエらしさを全曲にうまく載せた作品です。フュージョンファンでないレゲエファンが聴いても大きな違和感のない程度にレゲエ感を出しリー・リトナーのギターも冴え渡っています。リー・リトナーがボブ・マーリーのトリビュート?…なんて思いますが、大ファンとの事。力が感じられます。曲はボブ・マーリーの代表曲が満載。インストもさすがのアレンジで素晴らしいアルバムとなっています。お酒が進みます。
さて、このアルバムとの出会いは福岡のある店で呑んでいた時のお店のBGM…聴いていて「あれっ」って感じでマスターに「これボブ・マーリー…?」って聞いたのがきっかけでしたね。俺の場合こういう事けっこうあるんです。予期せぬ時に出会う音楽って、とてもラッキーですね。とにかく質の高いトリビュート盤です。やはり元曲がいいというのはアレンジのしがいもあるだろうし、聴いていても素直にいいですね。次回はお馴染み「レッド・ツェッペリン」のトリビュートを聴いていただきます。お楽しみに。
今回オンエア
Exodus
I Shot The Sheriff
Get Up Stand Up
No Woman No Cry
Jamming