ちひろとみすゞTime

ちひろとみすゞの朗読Time

12月28日にご紹介した金子みすゞの詩

『紙の星』
クリスマスの時期に入院をしていた子どもがいたんだな、と、病室に残るクリスマスの紙飾りの跡から想う、切ないクリスマスの残像の詩。リスナーさんから、自分が子どもの頃に入院をしていた時期の切ない思いを思い出すとメッセージをいただきました。実は私もちょうど小学5年生の12月に1ヵ月入院をしていたので、この詩は私も当時を思い出す詩です。いつも、見えないところで、知らないところで、華やかな光あふれる世界の影に、いろんな切ない場面もあることを、私たちは忘れないで、心を寄せられる人でありたいですね。光と影を両方を見つめられる心こそ、本当の温かい心の灯だと思います。

月間アーカイブ