KRYウェザーセンターの気象予報士2人が、近年頻発する線状降水帯と防災をテーマに現場を取材しました。

　山本昇治気象予報士は、ちょうど10年前の山口島根豪雨で被災した萩市の特別養護老人ホーム・阿北苑を取材。孤立した施設に取り残された59人の高齢者を19人の職員が守った行動について振り返るとともに、猛烈な雨の原因となった線状降水帯について、詳しく解説します。

中原一徹気象予報士は、線状降水帯発生の予測精度を高めるための研究に取り組む山口大学の気象学研究室を取材。大雨が降るメカニズムを解析するための基礎となるデータの収集に去年から取り組み始めています。

　もっと早く大雨が降ることがわかっていたら…10年前の豪雨災害を教訓に、災害から命を守るために私たちが今できることは何かを、視聴者のみなさんと一緒に考えます。

未来とつながるWEEK
天気のミカタ～線状降水帯と防災について考える～
2023年6月24日(土) 午後1:55～2:25