山口県立美術館で開催中の
「生誕100年 松田正平展 悠久の周防灘」に行ってきました。
宇部出身の画家、松田正平。
91歳でその生涯を閉じるまで、
70年以上、ただひたすらに絵を描いて過ごしたそうです。
松田さんの油絵は、生き物や風景や人物、
植物など、あったかくて瑞々しい。
こちらがニッコリしながらいつまでも鑑賞してしまいます。
ある時期は絵の具の重ね具合いが極端で力強く。
やがて土台の繊維が分かる程に
薄く絵の具をのせる手法になったり。
油絵への飽くなき探求。
自分に満足せず、枠を決めず、
変化していくことを恐れない人生は、格好いいと思います。
帰りのパークロードの景色もちょっと違って見えました。
繊細に感じとろうとしたくなる、といいますか…。
今週は熱血テレビでも取り上げていますし、
また土曜日(13時)は特別番組
「絵描き 松田正平」の放送がありますよ。