大人の音楽堂 ブログ
ソウルミュージック
2021年10月11日
番組初ですね。山根、詳しくはありません。シカゴ・ブルース、モータウン、サンレコード、アリゲーター・レーベル…黒人ミュージシャンはポピュラーミュージック界においての貢献はものすごいモノですね。綿摘み歌からはじまったブルースが無ければ、その後の様々なジャンルは生まれませんでした。ソウルミュージックはロックとはまた違う独特のパワー、表現力の豊かさ、リズム感…ズバ抜けています。厳しい環境の黒人のルーツ的な精神面が大きく影響しているのではないでしょうか?歌詞を読んでいて感じますね。この手の音楽に触れたのは18歳ころでしょうか、それまで聴いているミュージシャンが影響を受けたとか、ラジオからでした。ブルースは聴いていましたが、ソウルは有名バンドがカバーからの掘り下げでした。これが何故かはまりましたね。かっこいいです。マービン・ゲイは勿論、特にオーティス・レディングとダニー・ハサウェイ。
オーティスの1966年のモンタレーポップフェスティバルのパフォーマンスは伝説になっています。ロックだけでなくフォークやソウルミュージシャンが登場、観客は様々なジャンルのサウンドに触れることとなります。オーティスは白人ミュージシャンに比べ差別的ともいえるようなしょぼいシステムの中、歌わなければいけない状況でしたが、すごいパフォーマンスで観客を圧倒し、絶賛をあび、うけまくったのです。その後大活躍でしたが、移動中の飛行機事故で他界…26歳でした。当時のライブ映像等でそのすごさは見ることが出来ますが残念ですね。積極的にストーンズやビートルズの曲もカバー、ロックファンからも注目されます。
そしてダニー・ハサウェイ、1972年リリースのLIVEは必聴です。比較的小さなライブハウスでの演奏…ジャンルを超えて音楽ファンから支持されている名盤です。ローズピアノを奏でながらの歌はとても心地よくかっこいいです。この方も33歳で事故死…うまくいきません。まだ聴いたことのない方はぜひ聴いてみてください。宝物のような音源です。
そして今回1曲だけでしたがサム・クック、柳ジョージさんが影響を受けたと聞いて、学生の頃聴きまくりました。雰囲気なんです。彼のつくる世界観、空気感が気持ちいいのです。ソウルミュージックはブルースと同じくらい奥が深く、色褪せないと感じます。
次回はBOSTONの登場です。お楽しみに。
【今回オンエア】
「SAM COOKE」
A CHANGE IS GONNA COM
「DONNY HATHAWAY」
WHAT'S GOING ON
YOU'VE GOT A FRIEND
JEALOUS GUY
「OTIS REDDING」
TRY A LITTLE TENDERNESS
I CAN'T TURN YOU LOOSE
SITTIN' ON THE DOCK OF THE BAY
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