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GRAND FUNK RAILROAD

2021年05月24日

グランドファンク…好きですね?正に直球勝負。藤村甲子園みたいです。私、漫画の中で「サイボーグ009」「ワイルド7」が好きです。というか、繰り返し何度も読んでます。
 
レギュラーメンバーの存在感がとてもいいです。適材適所というのでしょうか、メンバーがそれぞれの個性、エキスパートの能力を発揮し、何かを成し遂げる。ロックバンドはこのような形態の代表的なものです。グランド・ファンク・レイルロードはこのタイプの代表的なグループと思います。ギター、ヴォーカルの「マーク・ファーナー」、トリルを多用したスピード感のあるギターと強烈な歌、オルガンも担当。この方見た感じなんか「ネイティブ・アメリカン」みたいなのです。ストレートのロングヘアにバンダナ、ムキムキの身体、独特のステップ、プライベート映像ではカヌーに乗って、吹き矢をしている…。しかも馬に乗って草原をかける…。驚きました。本当の事は分かりませんが、ワクワクします。そしてドラム、ヴォーカルの「ドン・ブリューワー」、大きな体で壊れるんじゃないかと思うくらいシンプルなドラムセットを叩きまくります。ハイハットの使い方に特徴があり、とにかく凄くパワフルです。ベースは「メル・サッチャー」、素晴らしいベースラインでバンドをグイグイと引っ張る。ある意味バンドの中心的存在。そして、1973年から正式メンバーになるキーボード「クレイグ・フロスト」、非常にハンサムで、オルガンのテクニックは最高です。初期のグランドファンクに幅を付けました。ロックバンドにキーボードが入ると、サウンドは広がりますが、リズムがベター…っとしがちなのであります。分かりやすく言えば「ロック」ぽくなくなりますが、このバンドは成功例です。とてもかっこよいです。
 
何度か再結成して現在も活動中です。1975年5月の大阪は忘れられませんね。オープニングアクトは「カルメンマキ&OZ」お得感いっぱい。しかもグランドファンクは絶好調…在来線を乗り継いで往復したことはきつかったのですが、強烈な思い出です。今回は「ハートブレイカー」「アメリカンバンド」「孤独の叫び」等、代表的な曲はあえて避けました。1975年のライブ盤からでしたが…やはり彼等はライブ音源がいいのであります。今回の1975年のライブ、そして再々結成1997年のボスニア救済チャリティーのライブ盤は録音技術の進歩もあってとてもバランスが良いのですが、1970年の初めてのライブ盤を押す方を多いはずです。
 
さて、次回は初のヘビメタ登場?「ジューダスプリースト」お楽しみに。
 
 
【今回オンエア】
Rock & Roll Soul
Footstompin'Music
I'M Your Captain(Closer to Home)
Black Licorice
Shinin'On

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