大人の音楽堂 ブログ
Neil Young
2025年10月16日
孤独に寄り添う歌声…と言われています。とてもいい表現ですね。ニール・ヤング、大好きです。ニール・ヤングを真剣に聴いたのは俺が中学生の頃ですよ。先輩からアルバム「ハーヴェスト」と「アフター・ザ・ゴールドラッシュ」を渡されました。ハードロック・プログレッシブロック少年は衝撃を受けました。なんとも言えないナチュラルな空気感。音が空気の中で響いていることを確かめるように聴き入りましたね。ハードロックで言えば「フリー」のようなサウンドの隙間のカッコよさがそこに詰まっていました。アコースティックギターの音とブルースハープの響きが素晴らしい世界観を奏でます。もちろんヴォーカルのクオリティーもです。バックのドラムの音は最高。シンプルなベースもいい。自身が奏でるピアノも何とも言えない、素晴らしい響きです。この2枚のアルバムはもう50年以上もヘヴィーローテーションで聴いています。とにかくいいんです。今の言葉で言えば「癒し」かもしれません。
そんな中1992年にアルバム「ハーヴェスト・ムーン」に出会います。なんと20年経っての続編。若い2人も20年以上一緒に暮らし、子供も大きくなり、たまには、再び2人のだけ時間を…そんな内容だと感じました。「金夜はロック座」でもプロモーション映像をオンエアした記憶があります。このアルバムはニール・ヤング最高の作品ですね。間違いなくこの世を去る時まで聴きます。夜空を少し見ながら聴けばジーンときます。音もとてもいい。特に日本では秋にはぴったり。
1970年代始め、ニール・ヤングを手本にした日本のミュージシャンはいっぱいいますね。聴けばわかります。それだけ凄い人なのです。個人的にはボブ・ディランに並ぶ方です。若き頃のライブを体験したことはとても大切な思い出です。コピーバンドでもいいので、こんな曲を書く人に出会いたかったですね。聴けば聴くほど身体にしみこみます。
次回は1974年~1975年頃のエリックさんの渋い曲をセレクトします。
今回オンエア
OUT ON THE WEEKEND
HARVEST
AFTER THE GOLD RUSH
UNKNOWN LEGEND
FROM HANK TO HENDRIX
HARVEST MOON
Neil Young
2025年10月16日
Cheep Trick
2025年10月14日
Becoming Led Zeppelin
2025年09月29日
Michael Schenker Group
2025年09月22日
AEROSMITH/野獣生誕
2025年09月16日