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PINK FLOYD

2022年09月05日

多くのミュージシャンが目指すのはやはりPINK FLOYDの歴史的名盤「狂気」であることは間違いないと思います。自分も若さと知識、環境があれば1970年代前半のピンクフロイドを目指しますね。今回は「おせっかい」「原子心母」からのセレクトですが、やはり何度聴いても素晴らしい。この世界観…まったくもってヒットチャートなど考えていない。それでいてチャートのトップに位置する。なんてかっこいいのだろう。多くのロックのジャンルがありますが、ピンクフロイドの存在がバランスをとっていますね。全てがビートルズやローリング・ストーンズならつまらないのです。
 
数多くのプログレッシブバンドはジャズやクラッシック音楽をベースにしていますがピンクフロイドはそんな感じではなく、ブルース、ブリティッシュトラッドフォークの雰囲気を感じさせます。空間をゆっくりと漂う幻想的でなんとも心地よい音です。放送内でも話しましたが、ピンクフロイドの記録的映画「ライブ・アット・ポンペイ」記録されている映像と音…強烈ですね。単なる娯楽音楽ではない、ものすごいテンションを感じます。是非観てください。
 
1971年8月ピンクフロイドはニッポン放送主催「箱根アフロディーテ」で初来日、「黒船来航」であります。霧が立ち込めたステージに響く名曲「ATOM HEART MOTHER」…会場いた人たちはものすごいモノの目撃者となったのです。映像は記録されています。これも観てください。ピンクフロイドについてはその時代、時代で特徴がありすぎてここでは書ききれないので皆さん個人で調べてみてください。個人的には豪華なサポートを率いた1980年代後半からのライブもいいと思いますが、4人でライブしている頃が生々しくて好きです。ピンクフロイドを気に入ったなら貴方の音楽人生は飛躍的に充実することでしょう。もし機会があればコンセプトアルバムの金字塔「狂気・Dark Side Of The Moon」
「炎・あなたがここにいてほしい Wish You Were Here」あたりも語りたいですね。
 
次回はモトリークルー、お楽しみに。
 
 
【今回オンエア】
ATOM HEART MOTHER 
ECHOES 
IF 
ONE OF THESE DAYS

 

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