ちひろとみすゞTime

ちひろとみすゞの朗読Time

6月5日にお届けした詩は「光の籠」でした

 私が歌にしている詩のひとつです。
 これを味わうと、金子みすゞさんご自身の姿が重なってきます。
 夫に詩の創作を禁じられたみすゞさん。その反対を押し切ることも出来る。でも、そうせずに夫の意向に従って、華々しい詩人デビューをしたにも関わらず、家でおとなしくしているみすゞさん。
 わかっていても、行動に起こせない、起こさない、そんな切ない思いが伝わってきます。夏の日差しの強さと比較して、心静かに佇む姿です。
(ちひろ)

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