ちひろとみすゞTime

ちひろとみすゞの朗読Time

9月21日にご紹介した金子みすゞの詩

『秋日和』
初秋の日本の大好きな光景のひとつに、稲刈りされた田んぼの風景があります。金子みすゞさんもとても好きだったようです。この詩は、秋晴れの空に、刈られた稲が干され、街道を稲積んだ車が行く、そしてそこにモズが高鳴く。
なんとも素敵な日本の原風景がそこにあります。この詩を味わうと、「あぁ日本人でよかったな」そんな気持ちにもなるような世界です。モズのことを「もずきち」と呼んでいるこの愛称もまた、とても心がほっこりします。秋晴れの日、この詩を思い出してみてください。

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