ちひろとみすゞTime

ちひろとみすゞの朗読Time

2月16日にご紹介した金子みすゞの詩

『葉っぱの赤ちゃん』
 かわいい小さな若葉の赤ちゃんを、大自然のみんなが育てています。お月さまは光を着せて子守をして、風はそっと吹いて目を覚まさせる。子守歌を歌うのは鳥たちです。なんて素敵な世界でしょう。でもこれは、私たちの社会でもそうなんだなって思います。地域でのいろんな大人の役割を担って、みんなで地域の子どもたちを育てている。私たちの仕事、生業はそこに繋がっているんだなって思います。かわいいストーリーの中に、大切な大切な人生の学びがある。それが金子みすゞさんの詩。童謡の中の最高傑作ですね。

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