ちひろとみすゞTime

ちひろとみすゞの朗読Time

1月5日にご紹介した金子みすゞの詩

『元日』
 お正月らしい詩のひとつとしてご紹介しました。
 子どもにとっていっぱい遊べる日のはずなのに、大人たちはいろいろすることがあって忙しい。
 ちょっとさみしい元日の様子を表しています。
 金子みすゞさんは、大人なのに子どもごころをよーく覚えている、わかっている、いつまでもその心を忘れない人です。
 
『いろはかるた』
 お正月の遊びの一つでしょうか、かるた。
 この詩では、自分がしているのではなく、よそのお家から漏れ聞こえる「かるた取り」の様子を、うらやましく思っている、これもまた、ちょっとさみしい詩の世界。
 みすゞさんのお家は「金子文栄堂」という本屋さんだったので、お正月もお家の人たちは忙しかったのでしょうね。
 小さなみすゞさん‘テルちゃん’のさみしさ、いろいろ伝わってきます。

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