ちひろとみすゞTime

ちひろとみすゞの朗読Time

10月6日にご紹介した金子みすゞの詩

①『秋は一夜に』
 「秋」の姿は見えないけれど、「あ、秋が来た」と感じる私たち。その感性をみすゞさんは素敵な描写で描いています。何気ない日常をドラマチックに描くセンスが素晴らしい金子みすゞの才能は、さりげないながらも脱帽しますね。短い秋をいろんな角度で見つめながら楽しみたいものです。
 
②『星とたんぽぽ』
 金子みすゞの代表作の一つ。大切なものは目に見えない中に隠れている、それを心の眼で見つめることが大切だと伝えてくれる詩。小学校の教材にも出てくる作品です。想像力の先に喜びがある。そして見えないものを感じ合い、言葉を交わして分かち合える私たち。見えないものを分かち合えることって素敵なことですね。

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