7月度放送番組審議会は、テレビ番組「春くんの家」（5月3日放送）を視聴・合評しました。
　
　「春くん」の愛称で親しまれる大谷春樹さんには、知的障害と発達障害があります。自転車競技の世界大会で「銀メダル」に輝いた春くんは4人兄弟で、弟3人のうち2人にも障害があります。春くん一家のモットーは「得意なことを見つけよう」。賑やかであたたかい一家の日々を描いた番組です。
　
　委員からは、「大谷家と取材者の距離感が良く、家族愛があり、取材する側にも愛があると感じた」「成人式での父親の涙、兄弟で唯一人障害の無い三男の思いやり、そして支えあい見守りながら家族が成長していく姿に感動した」「インクルーシブの一助にもなるので、もう少し詳しい説明があってもよかった」などの意見・感想が出されました。
　
　この他「「放送番組に関しての苦情・その他の意見（6月分）」などについて報告しました。
　
　出席者は西﨑博史委員長、今村孝子、木村香織、白鳥匡史、末冨喜昭、渡辺美沙の各委員と、会社側は林社長、村重常務、久保取締役、惠良取締役でした。