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EAGLES

2024年07月29日

映画は「ゴッドファーザー」、ロックは「ホテル・カリフォルニア」…そんな事を聞いた事があります。やはり人はクオリティを望むものです。さてイーグルスは4枚目のアルバム「呪われた夜」によってその地位を確立します。それまでのサウンドよりロック色の強いサウンドに変化しますが、それによってオリジナルメンバーのバーニー・リードンの居場所が無くなってしまいました。アルバムの写真を見ても、何か影が薄いし、顔つきもブルーです。とても残念です。ギタリストに「ドン・フェルダー」が正式に加わり、そしてあの「ジョー・ウォルシュ」が参加。デビュー以来のカントリー色が少なくなりロック色が増え、バンド的には頂点を迎えます。
 
「ホテル・カリフォルニア」は楽曲として個人的には最高傑作だと前から思っています。歌詞はもちろん、ギターアンサンブル、全てのメロディ、コピーするには難関なベースとドラム完璧です。バンドは押しも押されない成長を成し遂げ不動の地位を再結成後も続けています。コンサートはいつもソールドアウト。完全にモンスターです。いろいろと言われていますが、グレン・フライとドン・ヘンリーの双頭政権というのがバンドを保ち続けられた理由なのは否定できませんね。
 
改めてオリジナルスタジオアルバムを時系列に聴き込みました。捨て曲一切無し。クオリティなど言うまでもなくカッコ良すぎ。一度解散していますが、やはり1980年代というのは、それまでのロックを知っている人からはおかしな時代と感じる事です。しかし再結成のアコースティックにアレンジされた「ホテル・カリフォルニア」は涙を流しましたね。イーグルスの魅力のひとつだと感じるのは、ライブでのマイクスタンドの角度がカッコよすぎます。そして素晴らしいコーラス。最高ですよ。
 
次回は久しぶりにLed Zeppelin。ファーストアルバムからになる予定です。
 
今回オンエア
ONE OF THESE NIGHT    
TAKE IT TO THE LIMIT    
LYIN’ EYES     
HOTEL CALIFORNIA    
THE LONG RUN
IN THE CITY

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