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THE DOOBIE BROTHERS

2024年05月20日

数あるジャンルの中で「ウエストコーストサウンド」は質のいい清涼剤でしょう。青空を突き抜けるようなギターリフ、心にしみる静かなギターアルペジオ、ロックバンドなのにびっくりするくらいのハーモニー。ドゥービーにいたってはサザンロックバンドのようにツインドラムにパーカッションが加わる。時にはブラスセッションも…とても豪華です。
 
一時中心メンバー、トム・ジョンストンが体調を壊し参加できなかった時期はマイケル・マクドナルド、ジェフ・バクスターが頑張りAOR的なアプローチでグラミーを獲得しました。古くからのファンは戸惑いましたが、これはこれでとても良かったと思いますね。ドゥービーのファンはおそろしく増え、彼らは定番中の定番になりました。上手いことやった…メンバー皆、音楽に対して優しく柔軟でしょうね。その後トム・ジョンストンが復帰。「待ってました」のギターリフと強烈なハーモニーが炸裂。彼らのサウンドはやはり一聴してドゥービーとわかるところですね。特にギターのパトリック・シモンズ、カッコよすぎますね。ソロアルバムを買いましたが、最高ですよ。なんか頭よさそう…。
 
若い頃、休日には海の見えるところを選んで車は走らせてました。カセットテープへ入れたのは好んでアメリカンロック。もちろんサザンロックもですが、とりわけウエストコーストでした。いい感じです。乗っていたのは「ISUZU 初代ジェミニのセダン」。今回オンエアした「キャプテン・アンド・ミー」BGMの定番でした。タイトなLeeのジーンズに白いTシャツ…レイバンにベイエリアからの音楽…懐かしい若き日です。今さらですがドゥービー・ブラザースはまぎれもなくウエストコーストサウンドの頂点でしょう。次回はこの流れでEAGLES。初期の名曲をセレクトしようと考えています。お楽しみ。
 
今回オンエア
Natural Thing     
Without You     
South City Midnight Lady    
Sweet Maxine       
People Gotta love Again
Dangerous 

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