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ANGEL

2023年11月06日

有名になるのに日本の女性ファンが一役買ったバンドは多いです。QUEENがいい例ですね。サウンドよりビジュアルが先行してその容姿で判断されました。人気が上がるのはいいことでしょうが、正当にサウンドが評価されない場合があります…
 
メンバーはフランツ・ディミノ(Vo)、パンキー・メドウス(G)、グレッグ・ジェフリア(KEY)、ミッキー・ジョーンズ(B)、ハリー・ブラント(Dr)のANGEL。このバンドもそうだったかもしれません。ワシントンで結成。KISSのジーン・シモンズに見いだされてカサブランカ・レーベルと契約。カサブランカ・レーベルは始めとても苦労しましたがKISSを後押しし成功をおさめたレーベルです。ANGELは悪魔のイメージのKISSと対照的に、天使のイメージで長髪に真っ白なコスチュームでデビュー(各メンバーの意志ではなく会社の戦略でこうなった)極東の島国にもその情報が入りミュージックライフ誌等で派手に掲載されました。アイドル扱い的でしたね。しかしなかなかどうして分厚いサウンドに疾走感、叙情派的な曲、キーボードを前面に押し出しまさにプログレハード。とりわけグレック・ジェフリアのマルチ・キーボードは冴えまくります。1970年代半ばのアナログシンセサイザーがバッチリです。ギタリストのパンキー・メドウスはアコースティックギターとエレキギターをバランスよく奏でる上にかっこいい。アイドルとは思えないサウンドです。同じレーベルなのか、キーボードが控えめな曲をよく聴くと「KISS」っぽいロックンロールです。
 
アルバムは1975年~1980年まで毎年1枚リリース。ロックファン的には初めの2枚「天使の美学」「華麗なる貴公子」これをお薦めします。その後は時代のこともありPOPになっていきます。しかしPOPになって売り上げは上がりますが…。
 
さて、ANGELと言えば悲劇のバンド。1977年の来日公演が中止。素人みたいなプロモーターとの契約が原因です。UDO音楽事務所が仕切っていたらそうはならなかったこと思います。広島公演も予定されていましたが…幻です。それからやはり解散…グレッグ・ジェフリアはその後自身のバンド「GIUFFRIA」で成功します、が長くは続きませんでした。この方貴重なキーボード・プレイヤーですよ。
 
それから時代は大きく過ぎ2019年。なんと復活のスタジオ・アルバムをリリース。来日公演も決定。しかしコロナで中止…これまでかと思いきやなんと今年復活の2枚目がリリース。これが素晴らしい出来。まず音がいい。往年のエンジェルが炸裂。驚きました。今回このアルバムからも1曲オンエアしました。貴重なバンドです。
 
さて次回はロックの頂点、1963年のデビュー以来一度も解散せず今年69周年、生きるレジェンド「THE ROOLING SONES」の新譜「ハックニー・ダイヤモンズ」を一緒に聴きましょう。
 
 
【今回オンエア】
FEELIN' RIGHT  
ANGEL
TOWER    
THE TORCH
ROCK&ROLLERS 

 

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