実・験!
2010年7月30日 カテゴリ:お天気や
暑かったから軽いノリでやった、実・験…
こんなことで実験になるのかの、実・験…
やってみたら意外に面白かった、実・験!
ということで、あまりに面白かったので、
今週の「スクープアップやまぐち」と「さわやかモーニング」で
皆さんに自由研究のテーマとして提案させて頂きました。
その実験とは
「炎天下の車の中で、ゆで卵はできるか?」
確かに炎天下の車中は非常に暑く、
短時間でも子供が車中で熱中症…というニュースも耳にします。
そんな車中が、一体どれだけ暑いのか、卵を使った実験です。
やり方は非常に簡単。
コップの中に、卵と水を入れて、
車のダッシュボードの上に置くだけ。
あとは、閉めきった車内の温度が、炎天下で上がるのを待つだけです。
実験の模様を収録した日は、
県内で35度に達する猛暑日を観測するなど、猛烈な暑さ。
そんな中、5時間ほど車の中に置いた卵の結果は…
ゆで卵とはいきませんでしたが、温泉卵のようになっていました。
固ゆでとはいかなかったものの、
生卵が変化するだけの暑さは、十分あったことが分かりました。
さぁ、ここまで来たら、あとは
ついでに自由研究にしてしまう、実・験!
実は、卵は60度くらいで固まり始めて、
70度くらいだと温泉卵、
80度くらいになると、固ゆでの卵になります。
少なくとも車中は60度以上はあった、ということが
今回の実験からは分かりますね。
では、固ゆでの卵にするには、どうしたらいいでしょうか。
卵を黒く塗る?高温の車中にさらに長時間置く?
コップの水に色を付ける?など
あとは皆さんで、いろいろ試してみて、
自由研究を完成させてみましょう。
車内に温度計を入れて、車中の温度を測ってみながら
いろいろ試すのもいいと思います。
(温度計が割れたりしないよう、高温が観測可能
な温度計を使いましょう。)
なお、くれぐれも守って頂きたいのですが、
高温に長時間さらされた卵は、腐っている可能性があります。
もったいないですが、実験後の卵は
いくら美味しそうでも、食べないようにして下さいね。
来週にかけては
再び猛烈な暑さとなる日が多くなる予想。
皆さんから「ゆで卵できたよ」の報告もあれば嬉しいです!