幻の滝
2008年1月11日 カテゴリ:お天気や
様々な自然の造形の中でも、「滝」というのは、
その存在だけで、喝が入れられるような、
何か大きなパワーがある気がします。
10日(木)のリアルタイムやまぐちでは、
周南市の、幻の滝と呼ばれる
「樸玉(あらたま)の滝」を取材した模様を、
ご覧頂きました。
なぜ、「幻の滝」なのか。
道なき道を進み、足が埋もれるような砂地を越えて、
ようやくたどり着く場所にあるから…
というのもありますが、
(Kカメラマン、お疲れ様でした)
この滝のある場所は、菅野ダムの底。
つまり、普段は水没しているはずなのです。
滝の高さは、およそ10メートル。
全容が見られるほど、
ダムの水は枯渇しているということ、危機的な状況なんです。
私が足を運んで感じた、この滝が訴えていることを
できるだけ皆さんにも感じ取っていただきたいと思い、
放送だけでなく、このブログにも記録を残しておきます。