新幹線の旅
2011年12月 5日 カテゴリ:ダメだコリャ
東京から帰る新幹線のぞみ号での出来事。
進行方向の一番右側、2人席の窓側「E」に座った。
昼時だったので、東京駅隣のデパ地下で買った
ネギトロづくしの弁当を食べながら出発!
ネギトロ巻きにネギトロが載っかっているという
マグロ好きにはたまらない逸品。
新横浜駅で左どなりの「D」に、
3才の男の子とおばあちゃんの2人が乗ってきた。
「こんにちは」と僕に挨拶ができるかわいい子。
おばあちゃんと孫、ふたりでひと席。岡山まで行くという。
実は、幼児が新幹線の中で長い間じっとしているって
困難な事である。おばあちゃんもさぞ大変だろう。
「おじちゃんの家にも僕よりひとつ上の男の子がいるよ」
「へえ~」と、会話をしながら乗っていると、
窓越しに富士山が見えてきた。
「ぼく富士山が見えるよ、おじちゃんのひざの上に来て見てみる?」
「うん!!」
怖がらず、恥ずかしがらすにおばあちゃんの膝から移ってきた。
「白い三角の山だね~」大喜びだった。
少しすると、坊やはおばあちゃんの膝の上でお昼寝。
おばあちゃんはメールを打っている。一文字ずつゆっくり。
大きな文字で打っているのでなんとなくみえてしまう。
どうやら坊やの母親にメールしているよう。
「となりの男の人が…」って僕のことか!?その先が気になる!!
「……良い…人…なので…安心して下さい。」
ほっ、僕も安心。
「何度も話し掛けてくるうるさいおじさんで…」
なんて書かれなくて良かった。
楽しい新幹線の旅だった。