2007年7月 アーカイブ

NO.61 腕を前から上に~♪

2007年7月26日 カテゴリ:ダメだコリャ

昨日の朝、ラジオ体操で起きた。と言うより起こされた。
一年ぶりなのでちょっと驚いた。夏休み恒例。
今年も近所の公園から
「♪腕を前から上に上げて大きく背伸びの運動ぉー」と、
底抜け明るい声が住宅街に流れる。
 
ラジオ体操第1が続く。
♪チャーンチャカ、チャーンチャン♪
しばらくネムネム状態、夢の中だった。
「手足の運動ぉぉ…」夢の中で自分も体操をしていた。
まだ、この現実が分からず、現実と夢が行ったりきたり・・・。
 
何で朝からラジオ体操なんだ?――そうか夏休みだ。
 
窓を閉めようか?――いや閉めたら暑くて寝られん。
 
今何時だ?――6時半。なぬ!
去年まで8時からテープを使って体操していたはずだ。
すると今聴こえてくるのはラジオの生放送か!?
子供たちも夜更かしできんよなぁ。
 
――昨日
「夏休みの風物詩なのにやらない地域が増えて悲しい」
なんて新聞に出てたけど、
この辺りは、まだまだ捨てたもんじゃないな。
運営する大人達も大変だろうな・・・
 
と、ベットの中で色々ネムネムで考えていると、ようやく「深呼吸」に。
やった終わる、もう少し寝られる、とネムネムした瞬間・・・
続けざま軽やかなメロディーが。
 
♪チャーンチャチャン、チャーンチャチャン、チャチャチャチャチャーン♪
 
「第2」の始まりだった。完全に起きた。

NO.60 読んで字のごとく

2007年7月19日 カテゴリ:ダメだコリャ

バナナ○ード。
今僕の一番のお気に入りグッズ。
読んで字のごとくバナナをガードする。
takahashi_070719.jpg
写真を見てお判りであろう。こんな商品。
 
今大都会のOLさん達は皆使ってる。
どんなバナナの形でも収納出来る凄いシロモノ。
変な形に曲がってても、真っ直ぐでもちゃんと入る。
使って1ヶ月経つが未だに入らないバナナに出会っていない。
凄いでしょ。
 
入る確率99%らしい。
「99%のバナナを収納する」とテレビで知って
半年間いろんな店を探し広島でようやく見つけた。
これで家から毎日バナナを持ってきて熱血の本番前に食べる。
以前、ビニールに入れて持ってくると朝黄色だったバナナが
真っ黒に変色して異臭を放って困っていた。
でも、これを使えば朝入れた時のまんま。非常に旨い。
すでに皆に自慢する時期は過ぎたし、
もう周りも見向きもしなくなったが、ちゃんと毎日持ってきている。
 
で。何でバナナを食べるのか?
何でも15分前に食べると脳が活性化されるらしい
(これもテレビで知ったのだが…)ので、
喋りも絶好調になると信じて毎日バナナを食べているのだ。
 
でも。昨日は食べて15分後、いきなりオープニングで滑ったので、
僕にとってはその効果は定かではないが…。
 
そう言えば。購入直後の事。
自慢された脇田さんはさぞ悔しかったらしく、
翌日、入らないバナナを見つけるべく
バナナを一房持って僕の前に現れた。
そんな彼女の今一番欲しい物は、バナナ○ードらしい。
やっぱり。

NO.59 譲二さん、またおいでませ!!

2007年7月 6日 カテゴリ:ダメだコリャ

譲二さん、昨日は暑い中ありがとうございました!!
 
いやぁ、昨日の錦帯橋中継は晴れて良かった。
今後、私高橋は「逆雨男」と名乗る事を宣言致します。
それにしても、もの凄い数のファンの方に来ていただきました。
 
こちらの写真は生本番中に僕がデジカメで撮った譲二さんの写真。
ちゃんとシャッター押してますよ。
takahashi_070706.jpg
 
暑かったけど楽しかったですね。
譲二さんはカシミア3%入り?のスーツだったんで汗だくだく。
でも、ギャグ&駄洒落は全開!!
どこからあのギャグは出てくるんでしょうか。
生歌を聴く度に
「あっ譲二さんってお笑いの人でなく歌手だった、ホンモノだ…」
と気づかされる、
昨日も新曲「惚れたおまえと」を生で聴いてそう思いましたね。
 
遊覧船に乗って、鵜飼を見て、鮎料理も食べて、
譲二さんの歌も聴けて楽しかったのですが…
ただ…、譲二さんごめんなさい!!
 
中継の初っ端。
譲二さんは「♪うなるぅスクリュー関門海峡ぉー♪」と
歌いながら登場してくれたんですが、
よくよく考えたら、これ
「錦帯橋」に引っ掛けたボケだったんですよね、きっと。
いやぁ、ツッコめませんでした。
「譲二さん、それは関門海峡、ここは錦帯橋、下関じゃなくて岩国」
というのを待ってたんだろうなぁ。
くぅぅぅ・・・すみません。
まだまだ修行が足りない!!
「今夜も俺のKO負け、
 SeeYouねくすとふぁいと(カンカンカン)」って感じ。
 
譲二さん、また、故郷山口の熱血テレビにおいでませ!!

NO.58 1/3の確率

2007年7月 3日 カテゴリ:ダメだコリャ

一昨日、山開きがあった富士山。
登山愛好家には待ちに待った季節だ。
かつて僕も富士山に登ったことがある。
もちろん山頂まで。
 
中1の夏休み。塾の特別合宿で行った富士登山。
別に富士山に登っても頭がグンと良くなるわけでもないのだが、
精神を鍛えるという意味があったのだろう。
 
いつも実家の二階から眺めていた富士山。
特に真冬、夕焼けに浮かぶシルエットは美しい。
その富士山に登る。胸がワクワクした。
しかも頂上の宿に泊まって翌朝ご来光まで拝もうという計画だ。
 
五合目までバスで上がりいざスタート。
途中知り合ったおじさんから
「ご来光が拝める確率は1/3だ」と教えられた。
2/3は曇りや雨で見られないらしい。
中学に入りテニス部で毎日走り鍛えていたので
登るペースは速かった。どんどん登る。
今だったら考えられないことだが、
かなりの距離を富士登山駅伝のように小走りで駆け上がったりもした。
それでも九合目まで来るとかなり酸素が薄くなり、
苦労しながらようやく登頂!
バッグに入れていたポテトチップの袋は
パンパンに膨れ上がっていた。
 
頂上に宿があること自体驚きなのだが本当に何軒か宿があった。
ご飯もちゃんと出る。
確かメインはレトルトのハンバーグだったような…。
ただ、寝場所が超狭い。
より多くの登山客を寝かすためだろう、
雑魚寝で布団が普通のサイズの縦半分しかない。
寝返りを打ったら隣の人にぶつかる。
運悪くジャンケンに負けグループの一番端っこになってしまった。
隣はオバサン集団。
夜中そのオバサンが寝返りを打ってこっちに迫ってくる。
暗くて良く分からないが結構唇が厚く、怖い。
僕は背中を向ける。
仮に寝返りのタイミングが重なり合ったりでもしたら…
なんて考えるだけで眠れない。
あーあついてない。
結局、ほとんど寝られず翌朝僕は一番に起きた。
 
さあ、ご来光の時間。
外の気温は真夏でも3度。寒さに振るえながら東へ向かう。
徐々に東の空が赤く染まってきた。
眼下には白い雲。その切れ間から富士五湖が覗く。
そして…ゆっくりゆっくりお日様が顔を出してきた。
思わず両手を合わせる。
昔の人がお天道様とかお日様と「様」をつける気持ちが良く分かる。
1/3の確率。一回目で拝めた。涙が出た。
夜中のおばちゃんの寝返りの恐怖は、すっかり忘れていた。