ズレ

2011年2月16日 カテゴリ:ダメだコリャ

熱血テレビのクイズコーナー。
電話の声とTVの画面でクイズを展開しているが、
このところ地上デジタル放送対応のTVを見ながら
解答する参加者が増えてきた。
 
「答えはマウ!!」
ボードをひっくり返す
「正解!!」
少し間があって
「やったぁ」と参加者の喜びの声。
 
そう、電話のやりとりはほぼ同時だが
地上デジタル放送の画面はワンテンポ遅れてお茶の間に届くのだ。
アナログ時代には無かったズレ。
なかにはTVから聞こえてくる僕の声と話をする人もいて、
そんな時は衛星中継の特派員と会話するくらいズレる。
このズレが笑いになることもあれば、
リズムが崩れてしまうこともある。
放送技術の進歩にともなってトークのレベルも上げていかねば…。
 
先日、大分県宇佐市のKRYファンから
「地デジに切り替えてから熱血テレビが見られなくなって残念。
 番組開始当初から見ていただけに歯がゆくて仕方がない。
 これからも頑張って下さい」
との電話があったと伝え聞いた。
 
より鮮明な画像、迫力あるサウンド、
天気予報などの便利なデータ放送など、
見る側にとって嬉しいことがたくさんある地上デジタル放送。
僕も便利に快適に楽しんでいる。
ただ、切り替えの周辺でこのような影響も
出ているのだということを改めて知った。
電話をしてくれた方の気持ちを胸に刻み日々の生放送に臨みたい。
お茶の間と「ズレの無い」感覚を持って。