NO.197地域に貢献
2010年9月 2日 カテゴリ:ダメだコリャ
国道2号を走行中、面白い物を見つけた。
周南市風呂ヶ迫の交差点そばに立つ青いテント。
車を停めて見てみると…
「休憩所。ご自由にお使い下さい。戸田●路(株)」との看板。
入って休憩してみた。
テント内にはベンチ&テーブル、
扇風機に熱中症飴なる飴まで置いてある。
しかも、扇風機は霧吹きミストが噴き出す最新式。
ふうぅ~~~、涼しい。飴を舐めて一休み。
9月に入っても猛暑が続くが中はいたって快適だ。
戸田(とだ)●路の方に話を聞いてみると…、
「国道2号の電線類の地中化工事を行っている企業で、
地域貢献の取組の中のひとつとしてテントを常設している。
今年は猛暑が続くので避暑テントを作ってみた。
工事でお世話になっている地元に方々に
少しでも利用して貰えたら嬉しい」とのこと。
近所のおじいちゃんおばあちゃん、
中には仕事途中の配達員も休んでいくらしい。
さらに驚きなのは、この夏、
この地域の子供会の夏まつりに出かけて行って、
ミスト扇風機やバルーンライト(夜現場を照らす
ボンボリみたいな照明)を提供したという。
工事関係者と地元住民が触れ合う。顔が見える仕事。
工事で何か問題が生じてもお互い話しやすくなるだろう。
公共工事を受注し工事を行っても
「ご迷惑をお掛けしています看板」を置いているだけ…
という業者もあると思うが、それだって別に悪い事はひとつもない。
でも、自分たちなりに何か地域に貢献できないかと考え実践する。
素晴らしい企業理念だ・・・とテント内で休憩しながら思った。
テントの寒暖計は気温32度、湿度49%を指していたが、
つい長居してしまった。