NO.178 山口県

2010年3月18日 カテゴリ:ダメだコリャ

縁あって僕が東京・東村山から山口に
Iターンして来て丸16年になる。
もうすっかり山口に慣れ楽しく暮らしているが、
引っ越して来た当初は“へぇ~”と思うことがたくさんあった。
 
まず、駅のホームのうどん屋のつゆが透明で底が見えたのに驚いた。
醤油に濃い口・薄口があることも認識していなかった僕にとって、
かなりのカルチャーショックだった。
しかも、単に「天ぷら下さい」と頼むと、
平気で天ぷらうどんが出てくる…、関東ではソバが定番なのに。
これもうどん文化とソバ文化の違い。
 
スーパーに行っての“へぇ~”。
普通にとらふぐの刺身が店に並んでいる。これにも驚いた。
早速780円のとらふく刺身を買って家でご飯を炊き刺身定食~!!と
“人生初フグ”を味わったものだ。
 
さらに、正月の雑煮で食べる餅が丸い。もちろん関東は角餅。
物事を何でも丸く収めようという関西の考え方と、
白黒をはっきりつけたがる関東との違いから来ているとか。
 
その他、道路の幅がめちゃくちゃ広くて舗装率も高いし、
県が管轄する道のガードレールは黄色、
軽自動車もやたら多く走っている…と“へぇ~”はつきない。
 
山口在住16年の今、少しずつ東村山弁に山口弁が混ざりつつある。
出張から戻って着た時、新幹線から周南のコンビナートの
イルミネーションや炎を見ると、
“ホッとする”ようになったところは、すっかりもう山口県人!?