NO.105 どうか朝寝坊しないで!

2008年8月22日 カテゴリ:ダメだコリャ

オリンピックも終盤、
昨日のソフトボール決勝戦はエース上野の熱投に美技連続の守備、
執念のスイングと見る側に気持ちの伝わる熱戦だった。
 
さぁ、最終日の日曜日は、いよいよ男子マラソン!!
日本代表の3人は非常に楽しみだ。
中国電力からは、05年世界選手権銅メダルの尾方剛と
ハーフマラソン日本記録を持つ佐藤敦之の二人、
そして、06年アジア大会銅メダルのNTT西日本・大崎悟史の3人。
皆メダルの可能性は十分ある。
3人とも関東のチームではなく大阪以西のチームのランナーだけに、
北京で初めて見るという山口の視聴者でも
親近感がぐっと沸くのではないだろうか。
 
さらに、実はこの3人山口県との意外に係わりが深いのである。
まず、中国電力の合同合宿場所は周防大島。
片添ヶ浜のホテルに泊まり練習を重ねている。よって二人は
大島のロードを走って力をつけてきているランナーなのだ。
しかも、ベテラン35歳の尾方選手は毎年1月に行われる
中国山口駅伝でも活躍、
99年大会はアンカーとして優勝のゴールテープを切っているのだ。
 
そして、NTT西日本の大崎選手。
彼は「防府から世界に羽ばたいた」ランナー。
彼は6年前の防府読売マラソンで、
一流ランナーの証であるサブテン=2時間10分を初めて切った。
防府を走った当時はフルタイムで仕事をしながら
夜練習する営業マンランナーだった。
大崎選手はこの防府でのサブテン後着実に力をつけ、
06年アジア大会銅メダル、
去年の大阪世界陸上6位入賞と飛躍して行った。
よって、僕は、
「今回の大崎選手のオリンピック出場の原点は防府である」と
“勝手に”思っている。
その証拠に、去年手に入れた冊子のインタビューの中で彼は
『02年の防府で2時間9分台を出したことがキーポイントでした。
世界のトップでやっていけるのではという思いが強くなった』と
話している。
 
おそらく日曜日の中継を見ても今のような細かいプチ情報は
絶対に紹介されないと思うが、どうぞ皆さん、朝寝坊しないで、
山口と係わりの強い3選手の応援をよろしくお願いします!!