2010年8月 アーカイブ

NO.196観察&想像

2010年8月19日 カテゴリ:ダメだコリャ

近頃、JRを使って一人で移動する時は
新幹線ではなく在来線を使うことが多くなった。
先日も下関駅から徳山駅まで乗車。
在来線でトコトコ行くなんて昔では考えられなかったが、
今はこの2時間弱の時間が好きだ。
閉じ込められた世界でゆっくり本を読む。
新幹線で早く帰ったからと言って
その時間で家で本を読む事はないだろう。
学生時代は通学の電車の一時間が貴重な情報収拾の時間だったが、
現在のドアtoドアの通勤ではそんな時間は取れない。
 
電車内で本越しにする人間観察も面白い。
隣に座っているおばさま三人衆の会話。
アチコチ話題が飛びまくる、他人の話は聞いているようで
ほとんど聞いていない自分中心の展開がオモロイ。
そして、斜め正面に長い髪のスレンダーなお姉さまが
乗り込んで来た!!
本越し観察はお姉さんに照準セット。
長い髪の先を指先でクルクルいじりながら携帯をチェック、
時折、ガムを噛むアゴの動きが止まり毛先をじーっと見つめる、
枝毛のチェックなのだろう、長い髪を保つのも大変なんだなぁ。
なんて思ってる間、本の頁は一向に進まない、
読んでいるふりをしているだけで内容は全く頭に入ってこないのだ。
 
そのお姉さんの奥に立っている男性…
なんとドア付近で筋トレをしているではないか。
荷物がパンパンに入ったボストンバッグの持ち手を右手で握り、
鉄アレイ式にアップダウン。
右10回、左10回。そして両手で10回。
確かに体操選手のような全身バネのようなアスリート体形。
ちょっとした時間もトレーニング時間に当てるなんてねぇ、
よく出来た若者だ。
僕は下関からずっと座ったままなのに…。その差が体形の差か…。
 
なんて考えている間にあっという言う間に徳山駅に到着。
今回は観察&想像が面白くてほとんど本を読めなかった…。

NO.195夕陽

2010年8月16日 カテゴリ:ダメだコリャ

「たいよう!!ゆうひ!!」
 
信号待ちの車の中で見つけた美しい夕陽。
2才の息子が気づいた。
下半分は薄くかかった雲に透け、赤々と燃えていた。
家族3人で「綺麗だね」としばらく見つめた。
 
夕陽を見て綺麗と共感しあえる
こんな普通の日々の暮らしがいつまでも続いて欲しい。
そう願った8月15日の夕刻だった。

NO.194メッセージ

2010年8月10日 カテゴリ:ダメだコリャ

クイズに正解1問につき5000円分の商品券、
3問答えて、僕が投げるサイコロの上か下かを当てれば倍額、
外れれば半額という熱血テレビのクイズコーナー。
毎週、1000通を超えるお葉書をいただいている、感謝感謝。
そこにはさまざまなメッセージがあり、僕らを楽しませてくれている。

『私のハガキ、本当に箱に入ってるの?』(上関町女性)
←ずっと当たらない日々が続くと疑念も出てくるわねえ。
クイズBOXにきちんと入っていますよ。
 
『高橋さんが“間違えて”このハガキを選んでくれないかな~』
(岩国市30代女性)
←選ばれることは“間違い”ではありません“当たり”です。
 
『“あたるはずがない”と家族に言われ笑われながらも
 毎日期待して見ています…』(宇部市50代女性)
←当選して倍額出して家族を見返す日がどうか来ますように!!
 
『先日、友達が出したハガキが当たっているのをTVで見て
 本当に当たるんだと思い私も出しました』(防府市50代女性)
←良い傾向です。
 
『このハガキを引いてくれるとかけまして、
 サイコロの倍額とときます。
 そのこころは……どちらも望み薄いでしょう』
 (宇部市50代男性)
←流行りの謎かけ、整っていますね~。
 
『いつも見ています。
 美代ちゃん、かわゆい。
 裕、がんばれ。
 かおりん、たべまくれ。』(柳井市50代男性)
←本番前に脇田美代を誉めるハガキを読んであげると
めちゃくちゃやる気を出すんです、彼女は。
なのでこういうメッセージは助かっています。
 
今週も、皆さまからのおハガキお待ちしています~。

NO.193全員集合!

2010年8月 4日 カテゴリ:ダメだコリャ

夏休みの思い出。小学5年生の夏のことだった。
親戚のおばさんから
『全員集合の観覧ハガキが当たって
 一人分余裕があるけどゆうちゃん来る?』
と誘いの電話。
 
「やったー!!」
 
志村けんさんの故郷・東村山で暮らす僕は大のドリフ好き。
当然、毎週土曜の『全員集合』はチェックを欠かさないし、
東村山音頭は近所の子供達の中でも
群を抜いて上手いという自負があった。
そんな高橋少年に夢の土曜日がやって来たのだった。
確か入間市の会館だったかな~。
わくわく。
 
前半20分の劇は『お化けシリーズ』。
小学校シリーズや探検シリーズも好きだが、
夏の定番はやっぱりお化けシリーズ。
和式便器から手が出てきてビックリするケン坊に僕も本気で驚いた。
 
ケン坊の後ろにお化けが現れたのにケン坊は気づかない
→→すると「志村後ろぉ~!」と子供たちが力の限り叫ぶ
→→ケン坊が振り返るとお化けは消えている
→→で、また正面を向くとお化けが現れ、また「後ろぉ~」と叫ぶ…。
このお約束のパターンに僕らは声を枯らした。
 
で、最後は無数のお化けが天井から落ちてきて前半終了、
盆回しの曲が流れてセットが入れ替わり。
セットが片付け終わらないうちにイントロが流れ、
恥ずかしそうに柏原よしえちゃんが出て来た!!
お人形さんみたいだ、かわいい~。
高橋少年の心は鷲掴みされた。
それ以来、高橋少年は自転車のフレームに貼った
「柏原よしえ」のステッカーを
キラキラ輝かせながら東村山の街を走り回っていたのであった。
 
志村にも、よしえちゃんにも夢中になった小5の夏。懐かしいなぁ。