2009箱根路への誘い アーカイブ

覇権奪還

2008年12月 5日

駒澤大学に対抗する最右翼。
 
それが早稲田大学。
 
今年の北京オリンピックを経験した4年生の竹澤を中心に、
1993年の69回大会以来の優勝を目指します。
 
今年の早稲田といえば、竹澤の卒業後、
早稲田を間違い無く背負うであろう
ゴールデンルーキーが多数入学しました。
 
それが、八木・三田・中山・矢澤の一年生四人衆。
 
高校時代からその年代のトップを走ってきた選手たちです。
   
また、前回の山下りで区間賞を獲得した三年生の加藤も健在。
 
さらに、安定感のある上級生も控えます。
 
エースの力と選手層(特に9~10人目の力)という視点でいうと、
駒澤を凌駕しているかもしれません。
 
早稲田大学、16年ぶりの覇権奪還に期待です。

戦力&注目点

2008年12月 2日

2009年箱根駅伝まであとちょうど一ヶ月!
各校の戦力や注目点を僕なりの視点で書かせていただきます。
 
まずは…。
 
前回覇者の駒澤大学。
13分台を6人抱える駒澤大学は今年も総合力で戦うチームです。
エースは宇賀地と深津。
彼らを軸に、高林、星、キャプテンの池田らが
主要区間を任されそうです。
 
駒澤大学というと、今年10月の出雲大学駅伝で、
アンカーの宇賀地が日本大学のダニエルに
1分29秒差を逆転されて惜敗するということがありました。
 
しかし、その後の全日本では
早稲田大学と最終区まで首位争いをして三連覇を果たしました。
前哨戦を見る限り、今回の箱根も優勝候補筆頭と言えます。
  
焦点は宇賀地と深津がどこに配置されるかでしょう。
宇賀地はよほどのことがない限り
2区で間違いなしですが、問題は深津の行き先。
 
具体的にいうと、5区か9区か。
 
優勝を目指す他校からすると、9区に置かれると嫌な感じです。
優勝するときの駒澤大学は必ず9区に強い選手を配置し、
勝負が終盤までもつれても逆転可能な布陣を敷いてきます。
 
ただ今年の駒澤大学は、
去年に比べると9人目10人目の選手層が少し薄い印象。
だからこそ、9区に深津を置ける場合は、
それだけチーム力が高まっている証拠。
 
優勝にグッと近づくと言えそうです。

2009箱根路への誘い

2008年10月29日

10月ももうすぐ終わり。
 
2009年の箱根駅伝が約二ヵ月後に迫ってまいりました。
 
今年の学生長距離界からは44年ぶりとなる
オリンピック代表選手が誕生しました。
早稲田大学4年の竹澤健介です。
 
さらに、東海大学4年の佐藤悠基、
中央学院大学4年の木原真佐人、
山梨学院大学4年のモグスと、
4年生に大砲を持つ学校が数多くあります。
 
一昨年の「山の神」今井正人の世代。
去年の四天王世代。
そして、今年の竹澤・佐藤世代。
 
ここ数年間は本当にレベルの高い世代が続きましたが、
その流れも今年で一段落することになります。
 
しかし、新たな潮流を作ることのできる
期待のルーキーたちも続々と入学。
そのデビューが楽しみな秋です。
 
今週末の全日本大学駅伝の結果を踏まえて、
有力校の分析を進めていくことにします!
 
来年のお正月まで、どうぞお付き合いくださいm(__)m