次回こそ!!

2011年6月 8日 カテゴリ:Smiley Cafe

6月4日朝5時いよいよ
「しまなみ海道100kmウルトラ遠足」が
スタートしました。
 
前日受付に間に合うよう福山入り。
思わず九州新幹線「さくら」のシートが展示してあったので、記念撮影。
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そして駅前ホテルのロビーで受付。
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駅周辺、ホテル周辺は既にジャージ姿のランナーが多く、
健脚自慢話で盛り上がっていました。
 
私は2回目の参加。
今回こそ制限時間内(16時間)でゴールできることを祈るばかり。
前日、アミノ酸入りドリンクを飲み、パスタでカーボローディング、
オレンジジュースでクエン酸ローディング。
夕食はばっちり。
 
緊張のせいか、ほとんど眠れないまま当日を迎え、
「絶対ゴールできる」と自分を励まし、スタート地点の福山城へ。
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しかし、一緒に走ったベテランウルトラランナーからは直前に
「月100kmも走っていないやつが、一日で100kmも走れる訳がない」
と一言。
 
ごもっとも。
 
ちなみにベテランウルトラランナーからは、
このブログに関しても「オチがない」とご指摘を頂いている。
 
おっしゃる通り。
 
何はともあれ今治城から2km先のゴールを目指す。
今回は本当に熱く、辛い戦いとなった。
 
最初の橋、向島へ渡る尾道大橋(385m)まで約20km。
目標タイムで通過。しかし、足は既に張って、痛みを感じていた。
心の中は「まずい・・・」という気持ちと、
「いやいやいける」という気持ちでぐちゃぐちゃだった。
 
それからは本当にしんどかった。
約5km毎に設けられているエイドステーションでは、
地元スタッフの皆さんから温かいおもてなしを受け、元気になった。
約1200名のランナーのお世話をするのは、本当に大変だと思う。
感謝感謝です。
 
因島大橋(1270m)、生口橋(790m)、多々良大橋(1480m)、
大三島橋(297m)、伯方大島大橋(1165m)を渡り、
15回目のエイドステーション、75.6km地点で、
私のウルトラ遠足は終わりを迎えた。
 
どうにもこうにも足が進まず、
泣く泣く人生初のリタイアを経験しました。本当に辛かった。
でも、この悲しみ、悔しさをバネに、
次回こそ時間内にゴールしたいと強く感じました。
 
前回は制限時間後にゴールしたので、
ゴールゲートも何もない状態しか知りませんでした。
が、今回は残りをバスでゴールまで帰った為、
全力を尽くしてガッツポーズでゴールするランナー、
それを大声援で見守る皆さんの姿を
はっきり目にすることができたのです。
バス車中から見える最後まで頑張って前に進む
参加者の姿を見ながら、 涙が止まりませんでした。
 
一緒に走ったベテランランナーと、
わざわざ自転車で80km走行して応援に駆けつけて下さった先輩にも、
感謝と申し訳ない気持ちでいっぱいです。
 
参加者の皆さん、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
次回開催を期待しています。
 
やっぱり100kmとなると、言いたい事も多く、
オチもないままただの長い文章になってしまいました。すみません。
 
しかし、リタイアで傷心だったものの、楽しい旅でした。
前日のイタリアン、当日のお寿司、
締めの弥生巻きはお店の大将共に納得の味、
帰りの尾道ラーメンと、オープンしたばかりの
おしゃれなパン屋さんには、並んでまでその味を堪能しました。
 
また、帰りの車中では先輩が購入してくれていた、
向島にある「はっさく大福」でグルメツアーは終了。
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とても充実した週末でした。おしまい。