竹重 雅則のお暇なら来てよね

中国サッカーリーグ、2年ぶりの優勝を果たしたレノファ山口！
最終節にもつれた大混戦を振り返るシリーズは本日最終回です
　
残り1試合、もしレノファ●、デッツォーラ○なら勝ち点で並び、
得失点差勝負
お互いの最終戦の相手を見ても得失点差勝負になると
非常に厳しい！
自力優勝の条件は「勝ちor引き分け」…果たしてどうなったか？
　
――――――――――――――　　　　
◎10/3(日)＝第18節　
　レノファ山口vs佐川中国
　
「大丈夫！勝つっちゃ！」
「そーやね！」
「そーやね！」
「…シーン…」
　
会場に向かう車でも押し黙る時間が長いKRY取材陣
　
試合会場の広島県・千代田運動公園は朝から断続的に雨

　
許可を頂き、テントを張って試合に備えます

　
「最初から行くぞ」と月岡監督
全員で声を掛け合い、ピッチに臨んだ選手たち

　
運命を握る最終戦は正午キックオフ
　
立ち上がり5分、8柏原選手のボレーシュートで先制！

　
直後の8分にも9安田選手のクロスに7福原選手がヘッドで合わせ追加点
サポーターも一気にボルテージが上がります

　
しかしその後のチャンスは生かせず2－0のまま後半へ
優勝まで残り45分
　
その後半に入ると、前半とは別人の様に足が重くなるレノファ
ドン引きの最終ラインを突いてシュートを打ちまくる佐川中国
　
後半12分にはついに失点
　
逃げ切るには長すぎる残り30分
あと1失点しても引き分けだから優勝できる
でも、守りに入ったら絶対逆転されるのが、サッカー
　
「あと20分」
「あと10分」
「あと5分」
「ロスタイムに入る！」
　
長らくサッカー実況やってきたつもりでしたが、
ここまで緊張したのは初めてかもしれません
　
そしてそのロスタイム
相手CKのピンチから9安田選手が粘ってボールを奪い
　
8柏原選手が丁寧につないで7福原選手へ
　
キーパーとの1対1！
　
かわして

シュートおおおおお

　
追加点…3－1！！ダメ押し！！！
コロコロとゴールに吸い込まれる、そのシュートの弾道は
本当にスローモーションでした
　
こうして佐川中国を振り切り、レノファが優勝を決めたのでした

　
この日の最後は雨の日も猛暑の中も
声を枯らして歌い続けたサポーター・スタッフの皆さんからの
花束贈呈と記念撮影で締めくくりました

　
サポーターの皆さん、スタッフの皆さんも本当にお疲れ様でした
　
しかし、繰り返しますが
中国リーグ優勝→即JFL昇格ではありません
彼らは昇格をかけた全国大会に「出場する権利」を得ただけです
　
その大会＝地域リーグ決勝大会に出場するのは全国で12チーム
その中からJFLに自動昇格できるのは、わずか《2》チーム
　
　
今年の合言葉は…絶対昇格
　
本当の戦いは11/21(日)から始まります
今年の晩秋～初冬も、全力取材させていただきます！！
　
そしてあなたも、是非昇格への道のりにご注目・ご声援
お願いします！！！