2009年2月 アーカイブ

新設・新人大会

2009年2月20日 カテゴリ:お暇なら来てよね

年末年始の選手権から早いもんで1ヶ月
高校サッカーは3年生が「引退」し、
1・2年生で構成する新チームが始動、
雪が舞おうが風が強かろうが、
選手達はほぼ毎日ボールを追いかけます
 
 
この寒さピークの時期、
全国各地では「新人大会」が繰り広げられます
 
夏のインターハイ予選、秋の選手権予選に並ぶ
「3冠」と称する都道府県もある大会
 
 
ただ、ここ山口県での新人大会は
3年生が引退する前のチームでの成績順に
「選抜された」8校のみが出場する、
参考大会という扱いが長いこと続き
大きく取り上げてはいませんでした
 
しかし今年から、中国5県全体の更なる底上げを図るべく
【中国地区新人大会】が新設されることになり
 
勿論山口県内でもその予選が全県単位で実施となりました
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この時期行われる初めての公式戦
好成績を収めたチームはインターハイ予選のシード権を獲得、
 
これから迎える新年度をリードする存在にもなる訳で
 
2週間の大会期間中、竹重も取材に出動してきました
 
2月のこの時期の高校サッカーの公式戦を
ほぼ初めて見た竹重が一番に感じたのは
 
各校、本当に差がない!、
という事
 
勝ったチームも負けたチームもまだ
『自力でもぎ取った』というより
例えば時間帯だったり
例えば怪我や選手交代であったり
 
いわゆる勝負の『流れ』や『あや』に
左右された部分が多かったかなと、感じました
 
また、敗れたチームの中にも
[試験]や[修学旅行]で主力が不在だったり
メンバー自体の人数が揃わず棄権したチームが現れたり
そもそも最初から出場を辞退したチームもあったのが残念でした
 
ただ、初めて行う大会だけに
日程の調整や運営全てカンペキを求めるのはそもそも酷な話
(高体連の先生方、お疲れさまでした)
 
来年以降、もっともっと大会が盛り上がるよう、祈っています。
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ふうぅ…
長い説明おしまい
 
結果ですが
 
優勝は…宇部高校!
準優勝は…徳山高校!
3位に…豊浦高校!
 
この3チームが、3月に行われる中国大会本戦に進出します
 
中国地方の強豪が春から夏にかけて凌ぎを削る
【プリンスリーグ中国】に参戦する予定の西京・高川学園・聖光、
この3チームがなんとそろって3回戦までに敗退・・・
大波乱の大会でした
 
とはいえ
 
夏のインターハイ予選で3年生が大学受験の為、
引退してしまう学校は前年の夏には新チームに切り替わり
高校サッカーの総決算=全国選手権予選も
1・2年生主体で臨みます
 
切り替わりが早い分真剣勝負の経験値も、
チーム全体の組織力でもやはり分があります
 
[困ったらどうするか?]
[点を取る為にはどう展開するべきか?]
…など
 
今回の新人大会での戦いぶりを見ていても
宇部・徳山・豊浦の3校は約束事が他に比べ、
整理されている印象がありました
 
 
県下有数の進学校3校が
中国地区の強豪相手にどこまで戦ってくれるのか?
楽しみにしています!
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また今回惜しくも敗れた強豪校の数々が
春~夏以降どう巻き返して来るか?
 
今年は去年以上の「戦国時代」に
突入した感のある山口県の高校サッカー!
 
竹重も可能な限り取材・リポートを続けていきますんで
 
皆さん、ピッチ上駆ける選手達へ
熱いご声援を宜しくお願いします!

B盤の宴

2009年2月 3日 カテゴリ:お暇なら来てよね

予告通り1/31(土)のラジオ特番【中四国ライブネット】は
爆笑あり軽く涙ありと、ヒトの感情の琴線と
感受性のオフサイドラインを巧みに突く出来となった
 
久し振りの2時間生放送で実はかなり緊張していたのだが
そこは渡辺・塚田のアナウンサー陣にかなり救われた
 
山口発B盤シンガーとしてギャラなしで登場願った
山本日出男氏にも、実にいい味を出して頂いた
 
そしてゲスト・藤重政孝さんである
このお人、かなりやりよる
ラジオのレギュラーを経験しただけの事はある
とにかく自然体なのだ
 
本番中包みを開けてチョコ食ったかと思えば
爆笑の連続のB盤の数々を、楽しむ前にまず真剣に味わおうとする
さすがミュージシャンだ
 
いざ自分の生うたの出番になっても
そんな曲ばかりで緩みまくったスタジオの空気を敏感に察知するや
 
「いやー今、歌いにくいなあ」とこれまた巧みに間を取って
自分の空気を作ってからギターを爪びき始めた
 
そして披露した曲【郷愁】
これが、沁みた
ホロリとした
 
芸能人水泳大会ではないので、ポロリではない
 
 
そして打ち上げ
やんやんビールを飲む竹重の傍らで
翌日のロケのセリフを宿で覚えるからと、ウーロン茶で耐える藤重氏
 
空気を読み場を盛り上げつつ自分のブログ用の写真を
自分の携帯でせっせと撮影する藤重氏
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お目当ての中華丼が湯気を上げているのに
関係者からの電話に丁寧に対応し、
話を切り上げようとは決してしない藤重氏
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ほっとひと息ついた翌日2/1(日)、
ロケが終わって自宅に帰ってほどなくきっちりと電話をしてきた藤重氏
 
『竹重さん、お忙しい所すみません!昨日はお世話になりました』
 
竹重はその時ひとりで楽しくワインを飲んでいて、
忙しくはなかったというのに
 
藤重さん、ありがとうございました!
都内某所のラーメン屋、絶対行きましょう!
 
…最後は半ば私信となったが
まあそれくらい番組も楽しかったという事で
【山口発・B盤天国!】、第2弾をお楽しみに